2006/09/04

防災訓練

2006年の飯田市の防災訓練は9月3日(日曜)であった。わが上川路地区でも地区を挙げた防災訓練がおこなわれた。

大勢の参加を得て下記要領に従って、7-8:30時に亘っておこなわれた。

大きな防災計画の最末端(本当の最末端は家庭・個人ですが)ではどんなことをやっているかという、一つの記録として。

H18年度上川路自主防災会訓練実施要領

  1. 日 時  平成18年9月3日 午前7時開会
  2. 会 場  上川路公民館及び周辺
  3. 訓練内容
    6:30  役員集合
    役員は公民館に集合する(支部長は除く)。
    6:40  地区内広報
    防災無線と消防団による広報
    6:45
    各支部(常会)は集会所に集合し、直ちに公民館へ避難を開始する(支部長は人員の把握をする)。
    7:00  訓練開会式
    • 支部ごとに整列する*1(消防団は列外)。  司会は、○○(副区長)が担当する。
    • 参加人数の報告 整列後各支部、消防団は参加人数を会長に報告する(副会長が受け、集計した上で会長に報告する)。
    • 開会あいさつ ○○副会長(分館長)
    • 会長あいさつ ○○自主防災会会長(区長)
    • 訓練内容の説明 ○○副会長(分館長)
    7:15 訓練開始
    • 初期消火訓練*2
      消火器(5本)を使って初期消火訓練*3を体験する。
      ⇒ 防火防犯女性部、消防団が前へ出て指導する*4
    • 発電機の使用訓練
      発電機の使い方を体験する。*5
      ⇒ 消防団、無線班が前へ出て指導する。
    • 救護訓練
      三角巾を使っての応急手当を体験する。
      ⇒ 日赤救出救護班が前へ出て指導する(消防団も協力する*6)。
    • 放水訓練
      消火栓による放水訓練を体験する(公民館前の消火栓まで移動)。
      ⇒ 消防団から指導を受ける。各支部より1名出て行う。*7
    • 終了後公民館へ移動する。
    • 防災用具の点検・確認
      自主防災倉庫内にある防災用具*8の点検と確認を全員で行う(倉庫から持ち出して展示しておく)。
      ⇒ ○○防火防犯委員が説明する。
    • 無線班は班長の指示のもと無線訓練*9を行う。
    • 竜丘地区の訓練は、6時に伝達訓練、10時から竜丘公民館にて全体訓練を行う。
    8:45 全体訓練終了(閉会)
    閉会*10あいさつ  ○○副会長(防火防犯委員)

  1. 100戸余りの集落で100名を超える出席があった。
  2. 前日に薪を組んでおき、当日灯油を掛け点火する。案外なかなか着火しない
  3. 実際に消火器を使ってみる。幾人もが体験するので、消してしまうわけには行かない。
  4. ところが、次の訓練のために場所が必要で、完全に消してしまわなければならない。そうなるとなかなか消えない。結局バケツで大量の水を掛け消火した。その時の画像はない。なぜなら水を運んだものの中に私も含まれるからだ。
  5. この発電機は2.4Kwの出力がある。アマチュア無線などの電源になる。
  6. この若い女性達を、役員のおじさん達は誰もどこの家庭の娘さんであるか、知らなかった。
  7. 南側の県道で、埋設された消火栓を使用した。昨年までは、体験を勧めてもなかなか手を上げる人が少なかった。本年は各常会単位で割り当てて強制参加である。もちろん女性もやってみるのだ。
  8. 今回初めて出してみた。防災倉庫に何が入っているかを知っているのは大事なことだ。前日のうちにすべて出しておいた。救急用の怪我などにも対応できるように消毒薬なども揃っている。前日には本部用のテントを張り最終打ち合わせなどをやり万全を期した。
  9. このメンバは全くのボランティアである。結構無線をやっているのは多い。
  10. 終了後は速やかに撤収する。訓練に使った薪以外はすぐ終了した。燃えかけた薪はそのままでは処理に困るので、燃やしきってしまうことにする。ところが、消火剤や水を山ほど掛けられたので、なかなか燃えてくれない。何とか着火してから20分後でもまだ終わる気配がない。一時間ほど燃してやっと分散。

終わり