お茶を食べる

2009/05/20

お茶は食べるものなのか、飲むものだろう、というご意見は正しい。製茶されたものを眠気覚ましに囓ったことはあるが、普通の食材として「食べた」ことは無い。それを食べてみようというわけだ。

お茶の新芽を食べてみる

5月12日。近所の方に「今日は何時から?」と聞かれて「今日は何かありましたっけ」。
聞いてみると、開善寺を会場にお茶の天ぷらを作る日だと。そうでしたそうでした。慌てて書院を開け人が入れるようにした頃に、松下智先生やら織田さんやらがお見えになった。

とにかくお茶の葉を食べる

ここでは今年遅霜があって、お茶の新芽がいくらか傷んだ。その後ないし傷まなかったお茶の葉を摘み薄く衣を付け揚げてみる
摘んだだけは揚げようというわけで結構な量を揚げてみた。この時期の木々の新芽は食用可なものがあって、傍にあったユキノシタも天ぷらの材料になってしまった。

醤油ではなく、軽く塩を振って食べてみると、ほのかなお茶の香りがする。少し茶色になるまで揚げた物は、少しお茶の苦みが強調されて、「ビールに合うだろう」というのが参加者の意見。時間が時間なのでアルコールは無く、お茶の天ぷらをお茶を飲みながら食べたわけだ。

来年

実は、来年に規模を大きくして「お茶を食べる」(仮)を開催する(開善寺≠主催者)、今回はそのテストケースなのだ。自分が食べて美味しいと思わないものは薦められないだろうと。
実際美味しかった。特許でも何でもないので、是非皆様も一度試みられてはと。