kiko1129jp
京都 建仁寺前管長 湊素堂老師の津葬(本葬)が26日東山・建仁寺で執り行われた。
現管長 小堀泰厳老師が導師をお勤めになられ、師弟、嗣子が禅の命脈であることを改めて確認いたしました。
素堂老師は建長寺管長入山以後建仁寺時代、常に僧堂とともにおられた老師で「雲水と真剣に向き合い。ぶつかり合い、裸になり相撲をとり(本当の話)雲水を絞り上げ、鍛えた老師でした」
建長、建仁で修行したもの、和尚・住職も老師にはけちょんけちょんにされた。素晴らしい?経験が誰にでもあります。「小さくまとまった人格をぶち壊し個性を引き出す、名人か?」というのでしょうか
私は晩年時の一時期でしたが、その後、他僧堂生活でもあの期間は人生にとって忘れられぬものでした。
禅は道場、師弟が命脈であります。師を尋ね行脚し、道場に入門。僧堂生活が何より先決なのです。