11月10日に提出した井戸水の水質検査の結果が帰ってきた。
開善寺の井戸水
開善寺の飲料水 水質検査成績結果 数値が大きくなった: 数値が小さくなった: |
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財団法人 中部公衆医学研究所による測定 | |||
飲料水の種類、採水場所など | |||
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採水月日 | 平成27年11月10日 7:?? (前日)不詳 (当日)不詳 | ||
採水場所 | 飯田市上川路1000 | ||
検査水の種別 | 井戸水 (気温)不詳 (水温)15.0 | ||
検査項目 | 水道法による基準 | 結果 | 判定 |
pH値 | 5.8-8.6 | 6.4 | 適合 |
臭気 | 異常でないこと | 異常なし | 適合 |
味 | 異常でないこと | 異常なし | 適合 |
色度 | 5度以下 | < 1 度 | 適合 |
濁度 | 2度以下 | < 0.1 度 | 適合 |
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 | 10mg/L以下 | 4.2 mg/L | 適合 |
塩化物イオン | 200mg/L以下 | 9.0 mg/L | 適合 |
有機物等(TOC) | 5mg/L以下 | < 0.3 mg/L | 適合 |
一般細菌 | 100コ/mL以下 | 0 コ/mL | 適合 |
大腸菌群 | 不検出 | 不検出 | 適合 |
トリクロロエチレン | 0.03mg/L以下 | < 0.001 mg/L | 適合 |
テトラクロロエチレン | 0.01mg/L以下 | < 0.001 mg/L | 適合 |
1,1,1-トリクロロエタン | 0.3mg/L以下 | < 0.0002 mg/L | 適合 |
シマジン | 0.03mg/L以下 | < 0.0003 mg/L | 適合 |
チウラム | 0.006mg/L以下 | < 0.0006 mg/L | 適合 |
チオベンカルプ | 0.02mg/L以下 | < 0.0002 mg/L | 適合 |
ダイアジノン | 0.005mg/L以下 | < 0.0001 mg/L | 適合 |
クロロタロニル(TRN) | 0.05mg/L以下 | < 0.0001 mg/L | 適合 |
ジクロルボス(DDVP) | 0.008mg/L以下 | < 0.0001 mg/L | 適合 |
亜硝酸態窒素 New | 0.04mg/L以下 | < 0.004 mg/L | 適合 |
以前(2012)と比べてみる
- pH値が6.5から6.1に小さくなっていた。ますます金属(配管・ボイラー等)に優しくなくなった。
- 硝酸性窒素及び亜硝酸態窒素が 5.1 mg/L から 4.2 mg/L に減少していた。
- 塩化物イオンが 9.9 mg/L から 9.0 mg/L に減少していた。
- 今回は濁度が数値で< 0.1 となった。2012にはだしっぱなしが原因で0.2であった。
- 新しく亜硝酸態窒素の検査項目が追加されていた。基準値よりは充分小さい数値ではあるが、初めてで経年変化は不明。
20013.2014も検査していたのですが、諸般の事情でアップする気になれず欠落しています。ほとんど現状と変わりない水質で、飲用可でした。
日常に使用しても問題のない水と云うことです。
付録 採水方法について
例によってやたらと神経を使って採水した。結果が帰ってくるまでに一番心配なのは、大腸菌と一般細菌。手洗いの成果もあって今回も0個。他の項目は、採水方法による影響がほとんどない項目だが、手に着いている細菌はどうしようもなく手洗い方法に影響される。
検査機関からの解説にも「まれに、採水時の手指の汚れ、蛇口の汚れにより汚染してしまうこともありますので採水の際は注意が必要です。」とあった。
亜硝酸態窒素について:検査機関からは
近年の知見から極めて低い濃度でも影響があることがわかってきたため、硝酸態窒素との合計量とは別に単体で検査をすることとされました。
とのこと
リットルの表記が「l」になっていた。筆記体ではないので「1」と見分けが付きにくい。この頃は誤認を防ぐため大文字「L」使う習慣になったのではなかったかと思った。