当地方では獅子舞が盛んです。2010/10/30-31に13th 全国獅子舞フェスティバルが開催されます。このフェスティバルに伴い飯田市美術博物館では全国獅子舞フェスティバル開催記念特別展が開催されます。(2010/10/16-11/23)
ここにある涅槃図にも獅子が描かれていてその縁で出品されました。その際に学芸員さんのお話を伺うことができました。獅子舞の獅子または絵に描かれた獅子に、赤色と青色の二種類があると言うこと。東アジアはもちろんヨーロッパにも、ライオンがかつては生息していたこと。シンガポールは意味が獅子港(発音もこれから来ている)であること。マーライオンはシンガポールの象徴として当然であること、などなど。
また古代印度にもライオンは生息していて、釈迦とライオンとの関わりなども「想像上の動物」または「異国の動物」としてではなく、「その時代に生息していた」または「かつて生息していて集団の中の記憶に残っている」動物として登場しているとか。「麒麟や龍とはちゃうぞ!」です。涅槃図に獅子が登場しても不思議はないわけですね。
こういったお話を2010/11/3 1:30PM から学芸員の織田さんから伺えるはずです。直接生活には役立ちませんが、知ると面白いトリビアがいっぱいです。
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2008/4/22 〜 |