カイノキを求めて閑谷学校へ行った頃は、まだ Wikipedia もなく、カイノキについて調べるにもなかなか大変な頃だった。孔子の墓地が曲阜にあることとか、子貢が植えた事とか。大体信州で育つのかとか。今は便利な時代になった。今回カイノキの花を UP するについて wiki のページを初めて見たら、食用可と書いてあった。季節は春、芽吹きの季節。食べないわけにはいかないだろう。
とういうわけで、天ぷらにした。手の届くところの葉を適当にとって、帰り道目の前のフジの花もついでに。
揚げて食べた感想は、家内曰く「カイノキの葉は酒飲み好みのあじ」「フジの花はタラの芽に似ている」
そう、意外な事にフジの花(つぼみ)は天ぷらにするとタラの芽に似た味になっていた。カイノキの葉は幾分苦く、美味しい物だった。
ちなみに、ユキノシタの葉も揚げてしまった。味見をしただけなのでまだたっぷりとあって、夕飯のおかずは天ぷらに決まった。
明朝、「長野で Wikipedia を信じた馬鹿な老夫婦が、カイノキの葉の天ぷらで中毒を起…」というニュースが流れなければ、多分大丈夫だったという事で。
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2008/4/22 〜 |