ツルリンドウは普通のリンドウと姿形が違うので、近縁の種ではないものを称しているだけかと思っていたら、歴としたリンドウ科ツルリンドウ属になっていました。サクラがバラ科といってもあれほど違うわけですのでこの位ははっきりとリンドウです。
普通のリンドウよりは早く咲くようで、気がついたら赤い実になっていたことがしばしばです。
支柱にしているのは異型鉄筋の一番細いもの(D10 最外径11mm)に水色のペンキを施したものです。その支柱と比較すると花のおおよその大きさが判ります。
小さく可愛い花なのですが、同じく小さな可愛い紅い花にマルバルコウ(丸葉縷紅)があります。ヒルガオ科・サツマイモ属の出身ですが、ヒルガオ一族にもかかわらず私は紅いアサガオと呼んでいました。これが花は可愛いのですが増えること増えること、雑草の如くというよりも雑草そのものです。もし、ツルリンドウがマルバルコウほど強健で増えるものであれば、恐らく嫌われていると思われます。どんなにきれいな花でもほどほどに、出来れば少し育てにくいものに人気が出るようです。
まぁ花は(植物は)「そんなこと知りませんがな」でしょうが。
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2008/4/22 〜 |