境内での落葉は概ね終わりました。落葉樹に限れば、後はイチョウが少し残るのみでモミジやケヤキはほとんど枝ばかりになってしまいました。ヒノキやスギは風が吹くと冬中舞い落ちてきます。あくまで概ねと言うことになります。
そのモミジなどを掃いている時にたびたび落ち葉の下に毛虫の塊を見つけることがあります。気味悪いのですが毒虫の印象はなく、ただただ気持ち悪いだけです。長年私にとって正体不明だったのですが、折に触れてTwitterなどに流し、「どなたかご存じないですか?」と投げておきました。最近理科の先生の森の学校さんが教えて下さいました。
曰く「ケバエの幼虫じゃぁないですか」
画像を検索してみると確かにその通りで、蠅の親戚ですので刺す様なこともなく、まぁ気味悪いだけです。Wikiには「腐植質を餌とする分解者として知られている」とあって食物連鎖のなかでは重要な位置を占めているようです。冬から春のかけて小鳥がコケをひっくり返してしまうことが多々あるのですが、どうやらケバエの幼虫を探す上でのことと納得しました。この虫、落ち葉の下だけではなくコケの下やらコケの間にも見つけることがあって鳥たちの恰好の食料となっているはずです。
ケバエで画像検索をすると、ギョエェェェェというのが沢山見られます。ここでもさすがに直接表示するのははばかれますのでリンクだけ。
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3 ←クリック注意
それぞれ別の日に取った物です。一月以上の間があるのですがあまり様子が変わっていません、幼虫で冬を過ごすらしいです。
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2008/4/22 〜 |