雨が降っています。去年の今頃もボタンの芽が動き出していました。今の状態では、昨年より早いのかどうかはまだ判らないです。
ウメなどは全国的には開花が遅れたようです。シャクナゲはまだ花芽は真冬の時と変わりません。しかし4月中頃には咲きます。ボタンは後2ヶ月ほど掛けて咲くわけです。花それぞれというわけです。
被災地はどういう春を迎えているのでしょうか。とりわけ放射能の線量が大きい場所では、植物はどののような状態なのでしょうか。どんな影響を受けているのでしょうか。生命に対する影響の指標になるのではないでしょうか。
小寒となり当地方も気温が低い日が続いています。それでも自然は間違いなく春に向かっているようです。このロウバイは葉が落ちきっていないにもかかわらず、花を咲かせています。少し枝を揺すってみても葉が落ちないところをみると、葉は完全に水分を失っていますが上手く剥離層が形成されなかったようです。他の同種の木は普通に落葉していますので、なにか病虫害のせいかもしれません。が、ツボミは沢山見えますので、ハテなんでしょうか?
シャクナゲは葉が凍った様に見えます。さすがにこの程度の寒さで枯れるようなことはないようです。
幾らか朝焼けだったようで、暖かそうな色合いになっていますが、撮影した朝7時ころは-7℃前後でした。また、明朝は-8℃の予報が出ています。皆様も御身大切にと祈念申し上げます。
子どもの頃に住んでいたところは平野でした。林らしいところには少し時間を掛けないと行けませんでした。そうした林の中にはどうかすると、傷のある木があって、その傷口から染み出ている樹液を舐めに、カブトムシや蝶などの色々な虫が集まっていました。あれは何の木だったのでしょうか。
家人が「カブトムシがいるよ」とそういう木を見つけてきました。孤立した木で、虫にしてもよくこの木が判ったなと、不思議な気がします。集まっていたのはカブトムシの♂と♀。コガネムシなどです。これは木に止まっている状態で記念撮影。夢中になっているようで、傍に人の気配がしても気にならないようでした。
このコガネムシ、子どもの頃は「ぶいぶい」と言っていましたが、方言のようです。コガネムシの胸と腹の間を糸で縛り、飛ばして遊んだ記憶があります。「わらしべ長者」も似たようなことをしていますので、案外古くからの子どもの遊びだったかも知れません。
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2008/4/22 〜 |