三ヶ月前の今日大地震がありました。被害は甚大でまだまだ回復されていません。なくなられた方のご冥福と、被害に遭われている方の早い回復とを、祈念申し上げます。
購入してまで植えた木々はほとんどない(ボタン/シャクナゲ以外)のですが、これは一本は欲しく近所のホームセンターで手に入れた、オオヤマレンゲ。植えてから6年位になると思います。親戚になるホウ(朴の木)やタイサンボク(泰山木)に似た花が咲きますが、少し小振りです。ホウノキやタイサンボクは上を向いた花を付けますが、オオヤマレンゲは可愛くうつむいています。
植えれば着くだろうで、一株しか購入せずしかも山の中へ適当に植えて、植えた時だけ水をやっただけでよく育った物だと感心します。
最後の葉っぱだけの画像は、ホウノキの葉っぱ。花は時期としては終わっています。この株は樹高が高く周りを他の木が囲んでいる中ですので、落ちてきた花びら以外未だに花を見たことがありません。
六月になりました。今日も朝から雨模様です。
スイカズラが咲いています。良い匂いがする蔓(つる)で強健です。冬でも落葉しないことから「忍冬」とも呼ばれているようです。実際は「忍ぶなよ」と言いたいくらいに伸びてきます。アメリカなどでは、葛と共に林などを枯らす勢いで広がっているようです。
ハコネウツギと同様に咲き始めと終盤とで花の色が違ってきて、花を「金銀花」といって生薬とされるようです。
作家の野坂昭如の著作に「骨餓身峠死人葛」(ほねがみとうげ ほとけかずら)というのがありまして、それに出てくる「死人葛」(ほとけかずら)というのが、やはり白い花を咲かせることになってい、実際の花の少し沈むくらいの甘い香りが、凄惨な物語に耽美的な雰囲気を醸し出していたのを思い出し、そのせいで「かずら」という音には「少しの気味悪さ」を感じるようになっています。
ハマナスの花もまた良い香りがします。主に海岸に咲くようですがここでも知っている限り40年ほどは枯れずにいて、あまつさえ横に伸びた根っこからは、新しい芽を次から次へと出してきて、その勢力を伸ばそうとしてしています。
バラの親戚で、茎や枝には恐ろしく鋭利な & 丈夫な棘を持っています。下手に増えるとその処理には難儀しそうです。
五月も最終日になりました。地震や原子炉の影響はまだまだ収まらないわけですが、被災地でも三月の寒さからみると幾らかは凌ぎやすくなったのでしょうか?何とか梅雨が終わるまでには、とりあえずの住居が確保されることを願ってなりません。
ヤマボウシはハナミズキの親戚ですが、こちらの方が大人しい風です。境内にはこの株しかありませんが、周辺の山には自生しているのを見ることがあります。
コウホネはハスと同様に水の中だけで生育しています。どこもかしこも黄色の花を咲かせます。花びらも雌しべも雄しべも真っ黄色。池の中では放っておくとやたらと増え、適度に減らさないと池一杯になってしまいます。
ハコネウツギはツボミや開きだしの時は白く、赤くなって花が終わります。酒を山ほど飲み、酔っ払って寝てしまうようにも見えます。
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2008/4/22 〜 |