木から炭を作ると木炭になります。竹から炭を作ると竹炭となるわけで、このことには不思議なことは何もありません。けれども「竹炭からは遠赤外線が」とか「マイナスイオンがなんたら」とか竹炭を二三本置いて「空気を浄化して」などと言われると、「ちょっと待たんかい」と言いたくなります。
この写真は、ご近所の方が竹の葉まで炭化させようと挑戦されたもの。かなり枝の細いところまで炭化し、葉まで炭化している。「竹の炭」というより「炭の竹」ではと思います。
鎌倉の八幡様の源平池のハスは太鼓になっている石橋の左右に紅白のハスが分けて植えてあった様な記憶があります。
恐らく紅が源氏で白が平氏なんでしょうね。
この画像の白い方は、東京の某師に頂いたものですが、衣装ケースの古いものに植えたので、底も浅く条件が悪かったようで、咲くまでに三年もかかってしまいました。幾日か前から今にも開きだす様子だったのが、ようやく今朝開きました。ここには一輪しか咲いていないにも関わらず、ミツバチが花を見つけせっせと蜜を吸っていました。
ほとんどの花はある一定の時期に咲き始めるので、一斉に終わりがちです。
ウメやサクラも、一つの種類では短期間に花は終わってしまいます。
スイレンやハスに限っては、咲き始めてから終わるまでの期間が長く、開善寺にあるスイレンは5月17日には咲き始めていて二ヶ月以上たった今も盛んに咲いています。ハスも同様で、ここでは遅くも7月11日には咲いていて、もう二週間になります。実際には八月一杯は花が咲いていて、優に50日くらいは咲いていることになります。
これはハスやスイレンの出自が南方と言うことで、冬に向かっていることを自覚していないのではと勘ぐっています。
夕方に撮影しました。この時刻に開いている花は、明朝には散っているはずです。
沢山あるわけではないのですが、植えっぱなしのユリが咲きました。何もしなくて毎年綺麗な花が見られるのは、ありがたいことです。
ユリの花は匂いがきついと、仰る方も居られるようですが、私は好きです
切り取った花や花瓶に挿してある花は、そのようなことはありませんが、ユリは茎の太さの割に花が重く、少しの風でも花が揺れています。名前もそこから来たのだとか。だからこそ「歩く姿は」と喩えられるのでしょうか。
今は白ですが、もう少しすると本来のフルカラー版カノコユリが咲き始めます。
花の写真を撮ってから、ちょうど一週間でこういう風になりました。
全ての花が稔ったわけではないのですが、木全体に実がなっています。
このように少し変わった姿をしています。
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2008/4/22 〜 |