花たちカテゴリのエントリ

霧のような細かな雨の中、シャクナゲが咲き始めました。裏庭にあるこの株は、表にあるここより日当たりの良い場所にある株に先駆けて咲いています。不思議です。シャクナゲは同じ種類でも場所に依り開花時期は異なるようです。ボタンなどは同じ種類であれば､日当たりが良くても少々日陰でも、ほぼ同じ頃に咲いています。

大きくなってきました。ツボミもはっきりと窺えるようになっています。ですが、開花にはあと一月掛かるわけでのんびりとしたものです。

今日は暖かく優しい雨が降っています。春雨。

ヤマユリの新芽です。ここまで大きくなってやっと気がつきました。三月中には芽を出していたわけで、しかも注意してみていたつもりなのですが、気がつく時は既に突然出てきたように思えてしまいます。

落ちた（またはそのつもりで蒔いた）種子から出た芽も確認できます。このうちどの位花を咲かすようになるか不明ですが、以前のものが幼葉だけではなく細い茎を伸ばしている物もありますのでそのうちには…

シデコブシは幣辛夷と書くようです。幣束（へいそく）に似ていると言えば似ています。

昨日の夕方、急に雲が広がり風が強くなり雷が鳴り強い雨が降ってきました。春雷です。また春の嵐で「春嵐（しゅんらん）」という言葉があるようです。

アネモネが咲き始めました。細々と幾株かあるだけで肥料も与えないもので.花の咲く高さも地上からやっと5cm位の所で咲いてしまいます。切り花として並べられているものは20cm以上も長い茎の先に花があるのを見るといかに痩せているかがわかります。とはいえ綺麗と言うことには変わりないように思います。
アネモネは語源を調べると

アネモネは、遡るとラテン語の「anemone」、ギリシャ語の「anemone」に由来する。
ギリシャ語「anemone」は、「anemo」が「風」を意味し、「one」が「子」「娘」で、「風の子」「風の娘」の意味と考えられる。

アネモネが「風」に由来するのは、春風が吹く頃だけ開花するためや、ギリシャ神話で風の神ゼフュロスと恋に落ちた妖精アネモネに由来する説がある。
二説の前後関係は解っていないが、「one」が「子」であれば開花の時期からで、「娘」であればギリシャ神話からであろう。

英語では「anemone（アネモネ）」のほか、「windflower」とも呼ばれる。

と、いかにも風に相応しい名前のようです。花のふるさとの地中海沿岸でも春先強い風が吹くのでしょうか。クローズアップの画像はアネモネの花心部分ですが､精緻な造りになっているのには驚きます。

クリスマスローズは寒さには滅法強くしばらく前から咲いていました。

どちらもキンポウゲ科に属しています。

昨日まで二三日暖かいと思っていたら打って変わって寒くなってしまいました。ですがボタンは急速に大きくなり始め、若い葉がツボミから離れようとしています。

前回とは異なり直射日光下で撮ったのでコントラストが強く出ています。若い葉なので実際は軟らかな印象のものです。