ハスが咲き出してから一月が経ちました。ほとんどの花が蜂巣の様な物になっています。この中の実はまだ青くそのまま(皮は剥きます)生で食べる事が出来ます。堅くなった物は調理して食べるそうですが、まだ未食です。青い実は青臭さが全くなく面白い味がします。(味に関する語彙不足です。ご容赦)
いよいよハスも終盤と言う事でハスを生けました。「生けました」といっても生け花を習った事の無い身としては放り込む事しか出来ないのが難点ですが、それでも茎に水を注入し萎れないように気をつけました。本堂の内陣(本尊様の所)は光が差さず肉眼には薄暗く見え、とてもこの画像のようには見えません。三脚を使って自然光で撮影したのですが、普段の肉眼からの様子から見ると、他所のお寺さんのように見えます。
香爐の位置が少しずれています。その後直したのですが画像ではそのままです。
それにしても、「いけばな」は「生け花・活け花」どっちの方がいいんでしょうね。鮮魚・生魚・活魚の使い分けもなんだか微妙ですし。
表に出たらオオタカと出くわしました。彼らはここの庭の中でよく食事をするのですが、目の前というのは初めてです。
望遠も持っていず、余り近寄ると居なくなってしまいそうです。それでもじりじりと3m位までは近寄って撮影できました。途中獲物を持って少し移動しましたが、近寄ってくる物が獲物泥棒の可能性を感じたのか、やがて獲物を持って森の方へ飛んで行ってしまいました
間近に見るとなかなかの面構えです。鋭い嘴で既にハトの体は幾つかになってしまっています。獲物の足にレース鳩の管が見えます。運動中のハトを狙ったようです。当然のように後片付けはしていきません。この場所だけでは無く、現在幾ヶ所もハトの羽毛が散らかっていますが、まあ森の中の事なので、後片付け問題は不問にしていますが。
先ほど表に出たら、水がチョロチョロとしか流れない水路に、二つ光を見つけました。ホタルです。灯りとカメラを持って行き記念撮影。今日は気温が上がらなかったせいか、飛んでいるのは見かけませんでした。
昨年ホタルを撮影できたのは19日だったので、一週間は早い事になります。飛び回るのはその頃になるのかも知れませんが、まあこんなろくに水も常時には流れない、劣悪な環境でよく頑張っているものです。
野良蛍に栄光あれ。
「いなか」へ行ってきました。いや、あんたの棲んでる所が十分田舎だろうというのはごもっともなのですが、「生まれたところ」と言う意味での「いなか」です。先年逝った母の法事があり、高速を出てから通学にも使った旧山陽道に入ると、なんと時間で歩行者専用道路になってしまっていました。慌てて2号線へ脱出したのですが、その途中にお地蔵さんを見かけました。「そうだ、お地蔵さんにお参りせねば」朝早く着いてしまったので時間はあります。
挨拶の後、兄の草履を借りトボトボ歩きながら幾つかのお地蔵さんにお参りしました。住んでいたころにはお参りした事がなかったので初めての事になります。確かまだ先にもあったはずと行っても見当たらず、加古川市の近くまで歩いてしまい「どうしょう?」と迷いながら歩いていると、「何しとるん」と声を掛けてくる通行人が居ます。力なく見つめると、どうも岡山に住む弟夫婦のようです。「いやお地蔵さんを○▲×…」で戻るきっかけになりました。
この辺り(明石の西果て)は辻になったところにお地蔵さまがよくお祀りされています。路傍の仏様です。ですが露天ではなくこのように廚子をこさえて、中に入っていただいているお地蔵さまもあります。想像ですが名前のある佛師が彫った物ではないと思われます。それでも地蔵さんによっては、毎日花を供えられ、水を替えお供えがあり、お線香の香りがしています。
みんないい顔をされていて、「いなかに来てよかった」と。
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2008/4/22 〜 |