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文化功労者 または 未踏の荒野

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huu 2010-10-26 23:39

今年の文化勲章の受賞者が発表されました。私には判らない世界の方々です。文化功労者も発表されました。

文化功労者はほかに漫画の水木しげる(88)、歌舞伎の市川猿之助(70)、幹細胞生物学の山中伸弥(48)、指揮の大野和士(50)、X線天文学の田中靖郎(79)、環境リスク管理学の中西準子(72)、日本近世文学の中野三敏(74)、詩の中村稔(83)、光化学の藤嶋昭(68)、書の古谷蒼韻(86)、写真の細江英公(77)、刑事法学の松尾浩也(82)、生化学の松尾壽之(82)の各氏。鈴木、根岸両氏は功労者にも選ばれた。

全くの素人の判断で恐縮ですが、この中で未踏の荒野に道を開かれたと思っている方がいます。リスクマネージメントの中西準子氏です。

「杞憂」という言葉があります。天が落ちてくることはまぁないでしょうが、それでも 0 では無いでしょう。人によっては「100% 安全とは言えない」という言い方をします。未来を見通すことの出来ない人間ですので、不安は山ほどあるわけですが、あえてその不安をことさらに強調する方もいるのです。「100% 安全とは言えない」「リスクは出来る限り避けるべきだ」と。化学物質(?)に対する不安であったり水道水に対する不安であったりです。想像ですが、どんなことであれ専門家は職務に忠実であれば、なお「100% 安全です」とは仰らないでしょう。そのことを奇貨とする人たちも間違いなくいて、何のためか不安を煽ります。

そういった不安に評価を与える手段を、初めて提供されたのでは無いかと思うわけです。未踏分野は難しい。それに道を付けたことがすばらしい。

NHK はニュースでそのことに触れなかった。おかしいんじゃないか?NHKは。

それでも、海外で何か受賞されあたふたと後追いで表彰するよりはよほど良いわけで、こういった方面もこういう場で評価される(せざるを得ない)時代になったのでしょうね。

受賞に対する中西氏のコメント


と、それぞれ関心のある方面こそが一番大事だろう、てなことを言ってるのでしょうねぇ。

カニ 家に上がる

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huu 2010-10-21 18:36

子供の頃、海の傍にある従兄弟の家(明石市)に行くと満ち潮で雨の日など、台所にカニが流しから出る残飯を食べに上がってきて、ガシャガシャと音を立てていました。今ではその海岸もすべてコンクリートの防波堤になってしまいました。また下水道が完備され、たぶんカニが上がってくることも無くなってしまったと思います。

この辺りは(飯田市基準でも田舎)サワガニを普通に見ることのできる程度には、水が綺麗です。今日は朝から雨がしとしとと降っていて、湿度も高いです。wikipedia によると雨の日には道路などでも見かける、そうで、実際雨の日でもなくとも湿度の高い日など庭の中を歩いています。

というわけで、今朝廊下掃除をしていたときに、近視で乱視で老眼の目には「ん?大きめの蜘蛛か?」と見間違えたサワガニです。普段出入りしているモルタルの土間の所では、時々タマちゃん(猫)やモモちゃん(犬)の犠牲になったカニは見ましたが、本堂の玄関を上がったものはこれが初見です。水の流れているところからは 10m 以上、高さにして 1m は歩いてきたわけです。目的は判りません。

画像の垂直方向は、画面の上が上方向です。壁板をよじ登っているわけです。「こっち見んなっ!」と言ってそうです。夕方に同じ所を見たら、さすがにいなくなっていました。

某 山行きの会

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huu 2010-10-19 21:38

というわけでの浅間山行きでした。教区の行事をほっぽり出した割には佛天のご加護のおかげで天候に恵まれ、雄大な山の中に身を委ねたわけで、落葉松など見事な紅葉に包まれた一日でした。その割には心は雄大にならず、息は上がり汗だくだくになってしまいました。

たまたまガスが切れた浅間山と、雲海の果てに覗いた八が岳連峰と。その他の画像はとりあえず未加工のまま外付けのハードディスクに放り込みましたのでそちらを参照して下さい。

例によって疲れました。

帰山してから飯田市の教委から連絡があり、開山様の木像が長野県の文化財(県宝)に指定されたとの知らせがありました。

某 山行きの会

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huu 2010-10-17 18:10

明日明後日と小諸市の天気予報は「暑くも寒くもなくちょうどいい陽気。秋を満喫できる一週間です。」となっています。但し最低気温は 10度を下回る予報ですので、防寒の支度もお忘れ無く。 > 関係者の皆様。

一番偉い人は病欠。今日も山形で、無事に発見されたものの、一時行方不明になった、高齢登山者のことがニュースになっていました。私辺りが一番若い高齢者グループとて、不安を抱きつつ明日出発します。

懐かしのブルーブラック あるいは 古釘と柿渋と

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日常
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huu 2010-10-1 11:29

万年筆を使っていたときのデフォルト色は、ブルーブラック(青墨(あおすみ)色)でした。万年筆を使わなくなってからかなりの年月が経っています。このごろひょんな事から懐かしのブルーブラックを目にしました。

本堂の濡れ縁が長年の風雨で汚れてしまい、雑巾で拭いても白っぽくなってしまい、今回柿渋を塗ってみました。雲水が使う網代笠には必ず柿渋を塗ります。管理人が使った頃は、柿渋には腐敗臭があり塗った直後はひどい臭いがしました。今市販されているものはほぼ無臭です。廊下に塗ったとは言え、塗膜ができるわけではないので、素足に感じるのは「木」そのものです。

塗った後に画像のようなものが方々に出てきました。古釘のさびに柿渋が反応したようです。柿の渋はタンニンで、タンニン酸類(ポリフェノール)は鉄錆と常温で反応し、水に不溶性の青色又は黒色の錯体を作るらしいのでこのような色になったものと思います。タンニンは繊維にきわめて強固に結合吸着するらしいので、こういう濡れ縁の保護には良いのではないかと。

上記サイトを見ると、要するにタンニンであればいいので、柿渋(結構高い)でなくともお茶だろうがコーヒーだろうが同じような効果(木材の保護)があるはずなので、コーヒー風味の廊下もまたいいのではと。今度目立たないところでやってみます。出がらしを使えばいいので財布にも優しそうです。

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