天気予報に依れば終日雨です。ここでは二三日ほど朝が氷点下の日が続きました。ボタンの花も開花が止まっています。フジの花房も凍死したものが出ました。フジなどは見るだけのものですが、野菜・果樹などには被害が出た模様です。
長野県内では低地に属するこの辺りでも、5月半ば頃までは遅霜の心配が無くならず時々は大きな被害が出ます。
今のところの開花状況は昨年の4月29日ころと大差ないようで、昨年に比べると幾分か早いようですがフジの凍霜害がどのようになるか不明です。
昨日(2013/04/18)のフジやボタンですがさすがにまだ咲きそうにはありません。シャクナゲは今が盛りのようです。明日からは気温が下がるとの予報ですので、なお開花日が判りません。さてさて…です。
ボタンは花が終わると実を結ばないうちに取ってしまいます。樹勢を守るためなのですが、人のやることで幾つかは取りこぼしがでます。その花は実を結び地面に落ちてしまいます。その実の幾つかは発芽しているはずですが、草を取る過程で引き抜かれてしまいます。「あっ」と思ったときは手が動いてしまい引き抜いてしまうわけです。
そんな受難を免れるものがたまにはあって、今年は二株見つけました。接ぎ木とは異なり大きく成長しても親株のような花は咲かないと思いますが、願わくばこれからの除草の際に引き抜かれなく大きく育って欲しいものです。
花冷えです。今朝の気温はわずかですが氷点下に下がりました。最高気温も10℃前後でした。気温の乱高下は老身には応えますね。ですが、このくらいの気温はシャクナゲなどは負けてはいません。この間咲き出した花が次から次へと咲いてきます。
桜のソメイヨシノは接ぎ木などで増やし(種子からでは変化してしまう)、今で言えば全ての木がクローンだそうです。その結果同じ地にある木は少々の条件の差は関係なく一斉に開花します。
ここにあるシャクナゲのように、種子から出たものには個体差があり、同じような日照にも係わらず隣の木が開花しても、まだつぼみという状態になっています。一斉に咲けば一斉に終わるわけで、長く見るには同じ種類でも個体差がある方がいいのでしょうか。
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2008/4/22 〜 |