今年は今日が夏至のようです。梅雨空でも一時は日が差したのですが夕方には雲に隠れてしまい、一年で昼が一番長いという実感は抱けませんでした。
夏至が過ぎると間もなく七十二候の1つ半夏生(はんげしょう)が来ます。半夏生の名前の由来には諸説あるようです。この時期に植物のハンゲショウ(半夏生)が葉を白くし花を咲かせます。
このハンゲショウ、色々な名前を持っているようで、その中には三白草(ミツジロソウ)という名があります。この場合、生薬名を「サンパクソウ」というそうで、先住職はそれを知ってか、「サンパクソウ、サンパクソウ」と呼んでいました。上部幾枚かが白く変色します。ですが裏面は変化が無く緑色の葉の裏側と変わらない色をしています。同時に下垂した花房を付けます。ドクダミの親戚で、傷を付けたり手折ったりすると一種独特の匂いがします。
水辺であればやたらと増え、池に侵入すると巨大なハンゲショウになります。競争相手のいない庭の中では、増えすぎないように気をつけなければならない植物です。
本家筋に当たるドクダミも白い花を咲かせます。この八重のものは一時やたらと増え、植木鉢に隔離したものです。
このガクアジサイは隣にあるクロチクが越境し囲まれてしまいました。どちらかを退治すればいいのでしょうがクロチクだけにするのは先住者のアジサイが不憫だし、クロチクは退治するには難儀だし、で、このようになってしまいました。
やたらと増えるものには注意が必要ということですね。
today | |
yesterday | |
total | |
2008/4/22 〜 |