一昨日に梅雨が上がったとニュースが流れていました。その19日にはまだツボミだったユリが咲きました。花を数えると植えてから10年くらい経っているのようです。ですが、植えた頃の記憶は地平線の彼方に去っていて、種類もよく判らなくなっています。
そんな梅雨明けのユリ。
「♪匂い優しい 白百合の♪」で始まる北上夜曲の白百合は何を指すのでしょうか。テッポウユリだとの説もありますが、「いやいや北上河原に自生していたのであればヤマユリだろ」との説もあります。テッポウユリは確かに白いですがあまり自生しているのを見たことがありません。タカサゴユリは自生してドンドン増えていますが、余り匂わないような気がします。自生して匂いがあり白い、となればヤマユリ(それ以外根拠なし)
一方、山崎ハコ氏の「白い花」では、「♪ひそかに きれいに 咲くがいい♪」とあります。ヤマユリ系のユリは花が大きく「ひそかに」というには無理があり、香りも強く、とても「匂い優しい」とも言い難いものがあります。一体どんなユリを思い浮かべながら書いたのでしょうね。
まっ、詩ですから詩ですから気にする方がいかんのですが。
惜しむらくは、もう少し早く咲けば、お施餓鬼の際の花に使いたいのですがなかなかうまくいかないものです。
支柱を立てていないのでかなり傾いています。もし切り花に使うのであればもう少し手を掛けなければなりませんね。三枚目の画像など縦横を間違えているのではないかと思うほどです。もう少し経ち八月になれば姿の似たフルカラー版のカノコユリが咲き出します。
today | |
yesterday | |
total | |
2008/4/22 〜 |