椿事 珍事 闖事 すべて「ちんじ」と読むそうです。11月1日に出遅れハロウィンの魔女さんと巫女さんに掃除に出向いて頂けました。(参考までに、ここは寺院です)いかにも魔女、いかにも巫女の風情です。
以前「魔女になれますよ」「ここには箒があります」「行きましょうか」「掃除するなら」と言うような会話がありまして、そのうち「私巫女ですが参加してもいいですか」「どうぞどうぞ」となりましたが面白い会話に過ぎませんでした。今回も四五日前にそんな話が再燃していたのですが、何と実行日がアッというまに決まりました。
魔女さんは八王子付近在住で以前にもお目にかかったことがある方で、一方巫女さんは性別年齢居住地全て私には不明のまま日帰りでということに。
周りの比較的若い同業に「若い巫女さんと一緒の掃除に来ない?」と声を掛けるも、全員に引かれてしまいました。
お昼過ぎに到着。それからしばらく旧交を温めたり、初対面とも思えぬ巫女さんとの雑談で時間が過ぎ、やっと夕方頃に掃除をしていただきました。時には魔女と巫女との闘いもありましたがかなりの面積を掃いていただけました。
その後簡単な食事をして散会。とはいえ、おしゃべりをしていてお店の方に「締めたいのですが」と言われたので相当遅かったと思われます。
正体を明かせば、お二人とも出身は関西、男性です。お若い、まだ30代。しかしながらお二人とも事情は違え3年ほどのアメリカ在住期間が有り、かつIT技術者。仕事の上では名の知られている方々のようです。(一応褒めておきます)(その手の世界のことは解りません))魔女はともかくとしても巫女さんは可愛かったです。
椿事 珍事 闖事の三択ですと、これは「珍事」もしくは「闖事」
魔女さんのFacebookのページ←11/08 追記
4日夕方リンドウの写真を登録して、さて何か文章をという時に、40年ほど逢っていない方から電話がありました。「50Kmほどの所にいるのですが逢えますか〜」喜多村琢さんからでした。この方は2013年1月1日以来、歩いて・野宿をしながらあちこち移動しているのです。ネットで見ると色んな方とすてきな出会いをされているようです。ですが、こちらは40年ほど前に時々お宅にお邪魔をしおしゃべりをしていたわけで、そんな品の良い出会いは期待できず、さてどんな風になるのやらで出かけていきました。50Kmではなくおよそ60Km結構時間が掛かりましたが野宿予定の公園にたどり着き、中にある四阿でお会いできました。いや真っ暗でお顔がよく見えません。そこで12時頃までおしゃべりをしていたのですが、ご本人は寒くない様子ですが、わたしが寒くて仕方ありません。「絶対暖かいところには行かないぞ」の原理主義者だと困るがなあと恐る恐る、「どこか暖かいところへ行きませんか」「いいですよ」で6Kmほど離れたファミレスへ移動(ナビってありがたいです。真夜中知らない場所でどうしようかと思った)そこで朝の5時頃までおしゃべり。何やってるだかこの二人は。でも全然変わっていませんでした、40年前と。あのころも面白いおじさんだったのですよ、今考えると喜多村さんは30代後半だったのですが、こちらが若かったのでおじさんに思えた。
とにかくどこかへほりこんでしまえ、で、先日殺人事件のあったホテルへ朝5時過ぎに放り込み(それまでしゃべっていた)、翌日また迎えに行き、開善寺に拉致してきました。そこでの写真です。明るいところで見ても変わっていませんねえ。初めてお会いした40年前頃には、既に今と変わらない白髪だった。表情語り口もそのまま。長野に来たら是非お会いしたいとはお願いしていたのでやっと会えたということです。
おしゃべりの内容は割愛。
近くのレストランで食事をして次なる公園へお送りしてお別れ。食事代やその他はわたしが出したのですが、実はコレが最初。今までずーーっと喜多村さんにはおごっていただくばかりでこんな機会は全く無かった。今の喜多村さんは、野宿をしているといっても金銭的な事情でと言うわけではない。野宿したいからしているだけですので誤解なきように。
満州・中国で12歳まで一人で放浪されてやっと日本にたどり着いたわけで残留孤児一歩手前状態、なので日本の寒さは春みたいなものですよと。そういえば昼食時、私にとっては「寒くないな」と思える室温に、頭にかいた汗が耳元からしたたり落ちていました。寒さには異常に強い方です。
関係者の皆様、喜多村さんはお元気です。
椿事 珍事 闖事の三択ですと、これは「椿事」です。
ここ幾日かでびっくりするようなことが続けてあって興奮・感激してしまいました。若い魔女さんと巫女さんには、若い人の才能が色々な好奇心が仕事に対する挑戦的な態度など感心し、今時の若い者はなどということは何もない。心配するな、こいつらが新しい時間を生きてゆくさ、という事を実感させられました。年寄りのおじさんには、まだまだ年寄りも捨てたものじゃない、喜多村さんに比べればまだ若い。年寄りじみてんじゃねえよ、と。枯れる必要なんか何もない、好奇心をもろだしにしてもいいのだと。
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2008/4/22 〜 |