ツルリンドウは普通のリンドウと姿形が違うので、近縁の種ではないものを称しているだけかと思っていたら、歴としたリンドウ科ツルリンドウ属になっていました。サクラがバラ科といってもあれほど違うわけですのでこの位ははっきりとリンドウです。
普通のリンドウよりは早く咲くようで、気がついたら赤い実になっていたことがしばしばです。
支柱にしているのは異型鉄筋の一番細いもの(D10 最外径11mm)に水色のペンキを施したものです。その支柱と比較すると花のおおよその大きさが判ります。
小さく可愛い花なのですが、同じく小さな可愛い紅い花にマルバルコウ(丸葉縷紅)があります。ヒルガオ科・サツマイモ属の出身ですが、ヒルガオ一族にもかかわらず私は紅いアサガオと呼んでいました。これが花は可愛いのですが増えること増えること、雑草の如くというよりも雑草そのものです。もし、ツルリンドウがマルバルコウほど強健で増えるものであれば、恐らく嫌われていると思われます。どんなにきれいな花でもほどほどに、出来れば少し育てにくいものに人気が出るようです。
まぁ花は(植物は)「そんなこと知りませんがな」でしょうが。
水中の苔です。ウキゴケとわりあいヒネリのない名前で、水槽関係ではリシアと呼ばれているようです。以前にも撮影したのですが、日時を今確かめると2012/09/16に撮影しています。昨年池の底の泥上げを行い、なくなったかな?と思っていましたが、どこかに残っていたようです。この時期に目立つのかも知れないです。
この池は二つの小さい部分に分かれていて、その間はパイプでつながっています。この苔を入れたわけではないので恐らく入れている水の上流から流れてきたと思われるのですが、池の最初の所にはないのが不思議です。
水槽での育て方を見ると明るさやその他色々あるようですが、ここではスギやヒノキの木陰で一日中薄暗いような所で育っています。藻類でもないのによく生きているなあと思います。
画像には何やら怪しげな白いものが写っています、「実は非業の死を遂げた者達の霊が漂って…」というわけではなく、単に空が写り込んだだけです。為念
今日は雨でした。梅雨明けはまだ宣言されていないのですが、少し乾き気味でしたのでありがたい雨でした。雨が降らなければ梅雨にも拘わらず真夏日が続いているわけです。こういう高温が大好きな植物も当然ですがあって、彼等(彼女等)には暑さこそが最適な環境なのでしょう、羨ましい限りです。
というわけで、ハス。日照と高温こそ我が世の春(?)と咲いています。7月10日頃から咲き始めましたが、恐らくは例年どおり8月一杯咲き続けると思います。
ヤマユリなどもこの季節に咲き、濃い香りを周囲に漂わせます。ここでは今日が初開花です。植え替えもなにもせず放置しているものですから、以前からある物は草丈が高くなり花の数も増えて、茎が折れるのではないかと思えるほどです。本当は下生えのあるところに育ち、その下生えが彼等を支えるのではないのかと思っています。
今年の春に、ヤマユリの種をツツジやその他の刈り込みの中に山ほど散らかしておきました。「下手な鉄砲も作戦」もしくは「モンテカルロ作戦」ですが、百に一つでも育つと相当数ヤマユリが増えるはずですが、さて思惑どおり事が進むかどうか。
シランとは妙な名前を貰った物です。漢字は「紫蘭」ですが、赤(紅)い蘭はあっても赤蘭(紅蘭)という種類はありませんし、黄色や白色の蘭も同様です。しかもシランには白色の物もあるという、おじさんには何が何だか。
ですが、蘭には珍しく丈夫でどんなところでも耐え、きれいな花を見せてくれます。庭の隅で初夏を飾っています。丈夫さ故に、シュンラン同様ここでも咲いてもらえる数少ない蘭です。
ニリンソウも丈夫な花で、この時期清楚な花を咲かせます。ただ葉が食用になるようで、野に在る時にトリカブトと間違わないように、と、今日のニュースでも取り上げていました。トリカブトの葉が原因での死亡例があるようです。
花の時期は全く異なりますが、葉の出方花の咲き方が同じキンポウゲ科のシュウメイギク(キブネギク)に似ていますね。
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2008/4/22 〜 |