花冷えです。今朝の気温はわずかですが氷点下に下がりました。最高気温も10℃前後でした。気温の乱高下は老身には応えますね。ですが、このくらいの気温はシャクナゲなどは負けてはいません。この間咲き出した花が次から次へと咲いてきます。
桜のソメイヨシノは接ぎ木などで増やし(種子からでは変化してしまう)、今で言えば全ての木がクローンだそうです。その結果同じ地にある木は少々の条件の差は関係なく一斉に開花します。
ここにあるシャクナゲのように、種子から出たものには個体差があり、同じような日照にも係わらず隣の木が開花しても、まだつぼみという状態になっています。一斉に咲けば一斉に終わるわけで、長く見るには同じ種類でも個体差がある方がいいのでしょうか。
2009年に始まったクラフトまつりも今年は5回目を数えます。昨年同様に今年も開催されるようです。ポスター(pdf 175kB) が送られてきました。
正式名称「クラフトまつり 2013」です。なんのひねりもない名称ではあります。
先日、「4月29日はフジもボタンも咲いていない」、などと書いてしまいましたがどうも今年は幾らか咲いていそうな気配を感じます。
ここ(飯田)では「飯伊仏教大学講座」と銘打って各宗入り交じっての講演会を毎年開催しています。講師はそれぞれの宗派が個別に依頼をするという、ちょっと変わった講演会なのです。本日は臨済宗が依頼した講師による講演会の日に当たっていました。
今回は山梨県真福寺のご住職の田中悟道師をお願いいたしました。建長寺で修行された方で、今までには時々お目にかかった位のご縁で、しかも僧堂での先輩に当たり、本当であればお願いすることは少し厚かましいことになる方なのです。
昨年の内に電話で「お願いします」で快くお諾け下さり今回お目にかかったわけです。滅多に行かない講演会にも今回だけは出席しないわけにはまいらないわけです。(若いときには事務局でさんざんお手伝いしました<言い訳モード)前日の夕食やら当日の昼食やらでご一緒し、同じ頃の鎌倉の空気を吸った者同士の話は面白く・懐かしく、あぁお願いしてよかったと心から嬉しくなってしまいました。
例年講演の講演会では、幾人かの受講生が電車の時刻やらトイレやらで終了間際には席を立たれるのですが、今回は最後講師が引かれるまでどなたも席を立つことはありませんでした。面白い・引きつけられる講演で有ったということです。
声をおかけした側としては仏教会に対しても受講生の方にも言い訳の出来る講演会であったと胸をなで下ろしています。田中悟道師には深く感謝申し上げます。
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2008/4/22 〜 |