岡山県倉敷市に住む某氏(弟)が「ボタンのアップはあるんやけど、全体を写したのが少ないやん、なんで?」「全体がどうなってるんか判りづらいんやけど」と、今年の冬に曰いました。その時はテキトーに誤魔化しましたが、細かい映像はデジカメは明らかに不得意です。圧縮方式のjpegも細かい画像は不得意で、一枚目は178KB二枚目は84KBと圧縮するにも効率が悪くなり、細かい対象は、圧縮の影響で失われるデータで尚画像が見にくくなります。とは言え、一番大きな理由は「そんな技術は持ち合わせていない」なのですが、なるべくISOは小さめに & 手持ちでは無く三脚などで固定 & 余り絞り込まない & 明暗が激しいと写りにくいのでなるべくフラットな明るさで、等々を試みて、今年は幾らか全体が判るような画像も撮影しています。
とはいえ、なかなか上手くは出来ないものです。まぁ弟もそれほど図々しいことを言うのであれば、もう少し良いカメラやレンズを送りつけることは、そう間違ったことでは無いと思うのですが。
このボタンはいずれも花びらが幾分奇妙で、花心が見えないようになっている物です。虫から見れば、「蜜を採るには不便じゃ無いか!」
夕方に撮ったせいでフジはほとんどがぶれてしまい、一枚だけが何とかなりました。
今日は飯田でも夏日になりました。気温の所為か先日のオトメユリ(ヒメサユリ)が開きました。先日には無かった隣の株もつぼみが大きくなってきています。ササユリとは葯が黄色であるのが異なるそうですが、まだ開いていない葯が黄色く見えています。幾株かあるのが段々咲いていくわけで、ヤマユリやカノコユリとは違い密やかな様子の可愛い花ですね。(勿論あちらはあちらで美しいのですが)
カイノキが芽吹いてきました。閑谷学校から頂いてきた時は雌雄が判らず、同行したものと分ける時に適当に二本を頂いたわけですが、偶然雌雄一対となりました。5mと離さずに植えたのが幸いしてか山ほど種を結びます。
芽吹きに先行して花を咲かせます。目立つ花では無いので気がつかずに終わってしまうことが多いのです。特に雌花は全く気がつかないほどです。ですが、雄花(1-2枚目)は少しおかしな咲き方をしていてしかもその数が尋常ではありません。三枚目の画像はその雄花が花期を終え落花したものです。木の根元を埋め尽くすほどの数で、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」作戦なのかも知れません。
一昨年はこの男木の葉を天ぷらにしたのでした。
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2008/4/22 〜 |