縦書きにしてみました。さて見やすいのかどうか。
先日のキミガヨランがほぼ満開になりました。十一月も末に咲いて良いものでしょうか。幾らか霜で傷んでいるようにも見えます。もう少し暖かい地域であれば何の問題も無いように思いますが、ここでは少し無理があるような気がします。
これも白い花です。一重・筒咲きの小型なツバキでワビスケ(侘助)と呼ばれているものの様です。侘助の色は白に限らないようですが、ここにあるのは白い花。朝の気温が氷点下前後になってきて早朝には虫の姿も見当たりません。この花も覆いなどはしていないのでもう少し気温が下がると花が傷んでしまいます。
境内での落葉は概ね終わりました。落葉樹に限れば、後はイチョウが少し残るのみでモミジやケヤキはほとんど枝ばかりになってしまいました。ヒノキやスギは風が吹くと冬中舞い落ちてきます。あくまで概ねと言うことになります。
そのモミジなどを掃いている時にたびたび落ち葉の下に毛虫の塊を見つけることがあります。気味悪いのですが毒虫の印象はなく、ただただ気持ち悪いだけです。長年私にとって正体不明だったのですが、折に触れてTwitterなどに流し、「どなたかご存じないですか?」と投げておきました。最近理科の先生の森の学校さんが教えて下さいました。
曰く「ケバエの幼虫じゃぁないですか」
画像を検索してみると確かにその通りで、蠅の親戚ですので刺す様なこともなく、まぁ気味悪いだけです。Wikiには「腐植質を餌とする分解者として知られている」とあって食物連鎖のなかでは重要な位置を占めているようです。冬から春のかけて小鳥がコケをひっくり返してしまうことが多々あるのですが、どうやらケバエの幼虫を探す上でのことと納得しました。この虫、落ち葉の下だけではなくコケの下やらコケの間にも見つけることがあって鳥たちの恰好の食料となっているはずです。
ケバエで画像検索をすると、ギョエェェェェというのが沢山見られます。ここでもさすがに直接表示するのははばかれますのでリンクだけ。
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3 ←クリック注意
それぞれ別の日に取った物です。一月以上の間があるのですがあまり様子が変わっていません、幼虫で冬を過ごすらしいです。
天気予報では降らないはずが午後になって少し雨が降りました。ここ幾日か雲が多く、おかげで暖かい(寒くはない)日が続いています。幾日か前には、まだ赤黒いようにしか見えていなかったカエデがあっという間に真っ赤になっています。ここに限ったことではなく、周辺全体が紅葉すべき木々は一斉に色付いた感があります。強力な寒波に襲われたわけではなく、少し意外な気がしています。
椿事 珍事 闖事 すべて「ちんじ」と読むそうです。11月1日に出遅れハロウィンの魔女さんと巫女さんに掃除に出向いて頂けました。(参考までに、ここは寺院です)いかにも魔女、いかにも巫女の風情です。
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2008/4/22 〜 |