昨日(12/8)はお釈迦さまが菩提樹の下でお悟りを開かれた日です。成道会の日です。とういうことでサルオガセ。
「花たち」ではあるが、今回は花ではなくまた植物ですらない。
サルオガセ(猿尾枷、猿麻桛)はそこら辺の木にくっついていて地衣類の仲間だそうだ。
wikiには「霧のかかるような森林の樹上に着生する。」
とあるがこの辺りは、まぁ普通の人家に近いところだし、着いている高さも地上から20cmほどだ。何事にも例外はある。サルオガセ自体も色々種類があって、この画像も細かい種類名ははっきりしない。今まで苔の一種かと思っていた。
地衣類は菌類と藻類の共生生物だそうで、樹木など着いているものからは栄養は摂らず、もっぱら空気中から必要なものを取り入れているらしい。まるで仙人のようだ。イワタケなどものに依っては食用可能だそうだが、これは余り美味しそうではない。
ウメノキゴケなども地衣類だそうで、これは梅を始め境内の色々な木にくっついている。
サルオガセは語感から筒井康隆の「ポルノ惑星のサルモネラ人間」か「メタモルフォセス群島」だかに似たような名前が出てきた記憶があるが、検索してみてもそれらしいのは見あたらず、本を探し出すのも大変なので、確かめられない。
today | |
yesterday | |
total | |
2008/4/22 〜 |