白い花です。白い花を歌ったものに山崎ハコさんの白い花があります。
もちろん、「白い花」の歌の代表はコレじゃないだろ!(怒)と仰る方も居られると思いますが、ここでは無視。
その歌詞の中に「私の目の前の白い花 人目にもつかず咲いているけれど」とか「ひそかに きれいに 咲くがいい 美しい白い花よ」といったフレーズがあります。
白い花には色鮮やかな花と比べてそう云う印象があるかも知れません。清楚とか無垢のイメージも含まれていそうです。実際には、白くて目立つ花も多々あるわけですので、色だけでは判断に迷う所があってなかなか悩ましいところです。
それぞれ色は白いながら、虫に無視されるているわけではなく、ヒイラギにしろヤツデにしろ多くの虫が通ってきます。ヒイラギはモクセイの親戚筋で、似たようなしかし金木犀のようにはくどくはない清楚と思える香りまします。人で謂えば、服装・飾り物は地味ながら態度・振る舞いで魅了するタイプでしょうか。立冬も過ぎた頃に咲き、これから実を結ぶわけで、お日様が薄くなり気温も下がってくる時期に、「良い度胸だねえ」とも思いますし、「しかし、実を食害するものはいないし、よく考えたねえ」とも思います。常緑でもある彼等(彼女等)にとっては今が花を咲かせる適期には違いないのです。
キミガヨランは先日のツボミからここまで来ました。花の色が白いからといって決して大人しくはなく、その葉の先端は鋭く、枯れた葉を取る時に気をつけないと刺されることになります。
教訓としては、色や匂いだけで判断すると痛い目に遭うよ、ということでしょうか。
そういえばヒイラギの葉は鬼をも怖がらせるとか。
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2008/4/22 〜 |