前回から二月も経ってしまいました。春になってしまいました。後一月もしないうちに春分になります。それでも♪春は名のみの 風の寒さや♪で今日もちらちらと雪が舞っていました。
この早春賦、最初聞いた時は「春は菜の実の」と聞いてしまい、「菜の花が咲き終わってもまだ風は冷たい」という意味だと思っていました。さすがに今ではそうは思っていませんが、季節を表す言葉は少しずつ早めに配置されているように思えます。
「まだここではフクジュソウは咲いていないよねえ」と聞くと「いや、しばらく前から咲いてるよ、一つだけだけど」というわけで私が知らないだけのようでした。昨年無理矢理植え替えたので一つだけの花です。
レンギョウも早春に咲くのですが、これも伸びすぎた枝をかなり切り淋しくなってしまいました。放置するとやたらと増えてくるのです。
春先には黄色の花が多いような気がします。春先の昆虫などが見つけやすいのかもしれません。
モクレンのツボミが膨らんできました。咲くのはまだまだ先ですが、確かに大きくなっています。モクレンのツボミを「筆」に見立て、そのツボミが綻ぶ頃を表す時候の言葉に「木筆開端」というのがあるようです。「時下 木筆開端之候」はまだまだ先になりそうです。
書き込んでからGoogleで「春は菜の実の」を検索して見ると、勘違いして聞いたのはわたしだけではないようです。いやぁ、よかったよかった。
today | |
yesterday | |
total | |
2008/4/22 〜 |