今朝住所録を起動すると
「runtime error」
えっ!!何のこっちゃ、PCが壊れたのかしらん。ほかのソフトを起動すると、なんということなく起動する。ということはソフトが壊れた??
今は昔、バックアップがなく泣いたこともありますが、さすがにバックアップはとってあります。今のファイルをリネームしておいて、以前のものをコピーして、プチッ。runtime errorえっーーーー。
幸い(??)自作のものだったのでDelphiでトレースしてみると、私が書いたところではない場所でエラーを起こしていました。
さてナニガオコッタノダロウ。お施餓鬼も近いのにどうしよう。OSは同じ。おかしなソフトはインストールしていないし。
正常に動いていた日などを必死になって思い出し、いろいろ考えたあげく
「そうだ、Windows Update」
これしか考えられません。調べてみると二三日前に「.NET Framework」がUpdateされていました。
本家MSが出すアップデートといえども、何が起こるかわかりません。以前はアップデートの通知が表示されても、一週間くらいは放置しておいて、世間様をみて何もなければインストールと、慎重に行っていたのですが、ついインストールしていたのを忘れていました。
復元ポイントをみると、ちゃんとその日のスナップショットが保存されていました。今まで復元ポイントにシステムを戻すなどということは必要がなくやったことがありません。不安を相当抱えながら、プチッとすると、あっというまにリセットがかかり再起動して、くだんの住所録は無事に起動しました。
全然フィリップ・マーロウになっていませんが
(今のところ)MSに頼らなければやっていけない
(今のところではなく、昔からもこれからも)MSに頼りっぱなしでは、必ず失敗する
毎年この時期にはお世話になった修行道場のOB会(会下会・えかかい)が開催されます。今まで一度も行ったことがありません。今回も欠席の返信をしていたところ、「建長寺の前住猊下の23回忌も併せて行うので出てこい」とありがたい電話を頂きました。(泣)
前日に出発し、宿は鎌倉は高いので藤沢の安宿に泊まりました。朝6時前に目が覚めそのまま支度をし、駐車場近くのコンビニで朝食用のおにぎりと新聞を買い、車の中で食べても、まだ6時過ぎです。走っている車も少なくやたらと空いていましたので、そのまま建長寺に向かい6時半頃には着いてしまいました。「行ってみよ、今鎌倉は麦畑」ではなく、アジサイの綺麗な季節なのですが、さすがにこの時刻では人影は稀です。門扉は閉じていましたが、文明開化のこの頃キョロキョロすると、「Open,Close」などというボタンがあり、ポチッと押すと、見事に開きましたので、そのまま境内の駐車場へ車を乗り入れました。(よい子の皆さんはまねしないように)
境内は外よりももっと人影がなく、あちらこちらをうろうろしていましたら、小太りのおじさんがゴミを拾っています。アレアレ誰かしらん。総長(事務方トップ)さんではないですか。「おぅ、典座へ行ってお茶でも飲んでけや。誰かいるだろ」典座へ行っても誰もいないので、勝手に戸棚からインスタントコーヒーを出しお湯を沸かしコーヒーを飲み、買っていった新聞などを読み、休ませて頂きました。
今回声を掛けられたとはいえ断れば断れたことをわざわざ出かけたのは、これだけ時間を掛けて行くのは、最後になるろうと思われるからです。大体が出不精なので「今度」は多分ないと。で、僧堂の中も式前に中に入り込み、開山様や聖僧さんなどの写真を撮りまくってきました。居合わせた雲水さんたちは面識のない方々ですが、不思議と「何しとるんじゃ、われ」という声掛けもなく無事にカメラに収めることが出来ました。
鎌倉には幾人か親しい者もいて、その中に、清水の出るお寺があり、多分水芭蕉などを植えているだろうと、「水芭蕉があったら分けて」とお願いすると、「あぁ掘ってやろう」とお土産無しで水芭蕉も頂いてきました。感謝。
その撮ってきた写真をアップするのは面倒だなあ、と考えていたら、Operaの最新版が16日に公開されて、サーバーを介せずに公開出来る機能がついて来ました。ビジネスパーソンのためのOpera Unite早わかり講座
P2Pで公開するのですが、安全に自分のPCの中身が公開出来るようです。もちろん自分のPCが動作していてなおかつOoeraが動いていないとダメですが、サーバの容量を気にせず公開出来るのはありがたいことです。早速設定してみました。
写真集 > 鎌倉へいったぞスピードはやたらと遅いです。
人たる者、ある程度の緊張感がないといけないのではないでしょうか?家畜化されたとはいえ21世紀に生きるのは大変なことです。豚インフルエンザ(しかしどうして「豚インフル」などと略しますか。どうも下品な言葉に思えるのですが)交通事故等、諸々でお釈迦さまも「四苦」の最初に生を挙げておられるほどです。
ヒトが今のような文明社会に生きていなければ、天災・病気を始めとする厄災にいつ見舞われるか、猶不安で仕方がないでしょう。
下記の画像に写っているのは、全くの野生であります。お昼になったからといって「ご飯ですよ」とは声を掛けてくれるものもいず、夜になってもお風呂が沸いているわけではないでしょう(まあ、野生動物が夜に、「風呂沸いたかーー」と思うかどうかは知りませんが)。
このタヌキからはそういった野生を感じられず、ヒトを舐めきった雰囲気を醸し出していました。文字通りの「ひとさまのテリトリー」を侵しているという自覚がないのでしょうか。タヌキ汁になるかもしれないリスクという物を教えてもらってないようです。
この写真の場所は裏庭ですが、裏といわず表といわず姿を見せるようになりました。しかしねぇ、野生であれば人の気配というものを少しは感じても良いのではないか、と思うのは私だけではないはずです。のんびりと匂いを嗅ぎ廻り緊張感の「き」のじも感じませんでした。なにしろ姿を確認してカメラを取ってきて、それでもうろついていましたので。足音くらい聞けよ、と。
タマムシです。往古には仏様を安置する廚子の装飾にも使われましたが、今では「玉虫色」などと八方美人な曖昧なことの譬喩に使われるようになりました。使われ方のベクトルが180°変わってしまったのは、タマムシのせいではありません。
生きているタマムシを捕まえたのは初めてで、記念写真を撮りました。彼(彼女?)には心外だったようで、紙の上に置くと意外なほどの早さで動きピントが合いにくくなりました。
子どもの頃は、捕まえた虫は「昆虫採集セット」などで薬殺し箱などに保管しましたが、今はそういう恐ろしいことはせずにそのまま外へ放しました。
タマムシ科には日本にも多くの種類があるが、日本人が一般的に思い浮かべるの は、標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ、学名 Chrysochroa fulgidissima (Schonherr, 1817))だろう。細長い米型の甲虫で、全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入る、とても美しい昆虫として好まれる。一説には、天敵である鳥の目を、日光を反射させることで目をくらませるためともいわれている。
エノキやケヤキなどの広葉樹の上を昼に飛び(成虫の餌はケヤキなどニレ科植物の葉である)、幼虫は枯れ木の材に潜り込み、それを餌として生活する。槇などの高所の新しい切り口に集まる。衰弱したナツメの幹の節目に産卵する。この種類の鞘翅は、死んでも色が変わらないので、法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われている。
どのようにも解釈ができ、はっきりとしないものの例えを玉虫色というのはこの虫に因む。
とあって、ここにはケヤキやニレや枯れ木やナツメの木があるので暮らしやすいのかもしれない。
金属光沢は普通の色素ではなく、油膜などが色付くのと同様に光の干渉に依る物と思いますがどうなんでしょうか。裏返しになったものは何かメカっぽい。
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2008/4/22 〜 |