2010/05のエントリ

ブログ - 2010/05のエントリ

色白だった

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日常
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huu 2010-5-31 23:02

僕は体の色が白い。手も顔も黒いが、これは日に焼けているからだと思う。僕の兄弟も、三人いる僕の子供たちも全員色が白い。

父も母も色白ではないし、第一母が化粧などしたところを見たことはない。小学生の頃の参観日など、脊が小さく顔色も黒く脊を少し前屈みにした姿は、逆に目立っていた。

母の遺影は表情は明るいけれども、そういった姿だった。おそらくいくらかは元気だった頃に撮ったものの様だった。けれども棺の中に納まった顔は死化粧をされたにしろ見たこともない顔で、色白だった。そういえば口紅を指した姿も見たことがなかったのだ。寝たきりになり日に当たらなくなってやっと本来の皮膚の色に戻っていた。母が亡くなって初めて口紅を指した顔を間近に見た。僕の今まで見ていた母は、働いて色が黒くなっていた母だった。麦わら帽子はかぶっても日焼け止めクリームなどを知らない(買えない)、田舎の農家の人だった。

僕は母の子だったのだ。色白なのはその所為だったのだ。けれども色白な母を知らなかった。

火葬の後の母は小さかった体以上に遺骨が少なく、のど仏も灰になってしまっていた。母らしいと思った。

小学生の頃に不思議なことがあった。国語がダメダメな僕の詩が文集に載ったのだ。書いた記憶は全くないのに。どうも宿題にでてやっつけ仕事で書いたので記憶に残らなかったらしい。逆に載った所為で未だに覚えている

  1. おかあちゃんの手を叩いたら、ぼくの手の方が痛い。
  2. 兄ちゃんに聞いたら、「仕事してるからや」、といった。

これだけ。いまだに文章がダメダメな僕の、それらしい本に掲載された唯一の文章。

兄が会葬の謝辞を言った。テンプレートに少し手を入れただけのものだった。義姉が亡くなった時には、僕が代筆をし兄が読んだ。ほかにも謝辞や弔辞のゴーストライターをやったことがある。けれども母の時のものを兄弟だれも作ろうとは言わなかった。それでいいじゃないか、そんな風な気分。格好付けることなんかない、それでいいよ。十分だ。

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日常
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huu 2010-5-29 8:11

若い頃は体が弱く病弱だった母が、昨日(28)95 才で亡くなりました。夜の 1 時頃に連絡あり。

今日は葬儀。久しぶりに郷里へ来た。

冬の雲

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日常
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huu 2010-5-27 19:51

将にこれから夏になろうという時期に、「冬の雲」。

1971 年だからほぼ 40 年ほど前に TBS で「冬の雲」というドラマがあった。その頃はしょうもない本を読んでいた時期で、ほとんどテレビを見ていないので、ドラマの内容は知らない。けれども一二度聴いた、「夕べの夢は 苦しき夢」で始まる主題歌の「苦しき夢」を未だに覚えている。その後は聴いたこともなく周りには知っている者もいなかった。しかし私同様に記憶に残った人はいたようで、 youtube などにアップされている。

元の歌はドイツ民謡のようで、門馬直衛という方が訳詞されたようだ。

youtube に在る動画

エムズの片割れ さんのサイトにある mp3

 

ドイツ民謡・門馬直衛作詞/馬飼野康二編曲

語り

  
  1. 愛とは 春の日の花のように
  2. 美しく 香り高きものであろうか
  3. 愛とは 夏の日の太陽のように
  4. 誇り高く きらめくものであろうか
  5. 愛とは 秋の日の落ち葉の下に鳴く
  6. 虫のように 切ないものであろうか
  7. 愛とは 冬の日のその青空の・・・(孤独な雲の白さにも似て 激しいものであった)

歌詞

  
  1. 夕べの夢は 苦しき夢
  2. 園に繁れる 満天紅
  3. 一夜のうちに 冬と変わり
  4. 緑の枝に 花は散りぬ
  5. 黄金(こがね)の甕(かめ)に 花を摘めば
  6. その手をすべり 花は枯れぬ
  7. 夕べの夢は 何を告ぐる
  8. いとしの君に 変わりなきや

語りの括弧内は読まれていない。備忘代わりに。

原題は  Ich hab die Nacht getraeumet らしい

-- Ich hab die Nacht getraeumet --

  1. Ich hab die Nacht geträumet
  2. Wohl einen schweren Traum.
  3. Es wuchs in meinem Garten
  4. Ein Rosmarienbaum.
  5. Ein Kirchhof war der Garten,
  6. Das Blumenbeet ein Grab,
  7. Und von dem grünen Baume
  8. Fiel Kron und Blüten ab.
  9. Die Blüten tät ich sammeln
  10. In einem großen Krug,
  11. Der fiel mir aus den Händen,
  12. Daß er in Stücke schlug.
  13. Draus sah ich Perlen rinnen
  14. Und Tröpflein rosenrot.
  15. Was mag der Traum bedeuten?
  16. Herzliebster, bist du tot?

Rosmarienbaum が「満天紅」と訳されたらしいが、しらべてもよく判らない。

実在とか非実在とか

カテゴリ : 
日常
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huu 2010-5-25 18:48

hotmail.com とか gmail.com とか yahoo.co.jp などから来るメールにはスパムが多い。でこれらはビジネスには使っていないだろうと思っていた。

今日結構有名どころの会社から電話があり、「では後はメールで」で教えて頂いたアドレスは、思いっきり上記のアドレスだった。電話の主は会社名を名乗っていたが、どうして会社のドメインを使わないのだろう。不景気だと言われているこの頃なので、正規職員を思いっきり減らしていて、メールアドレスは正規以外には割り当てられないとか、その他色々想像してしまった。

というわけで当方も、送ったメイルには 某転送用アドレスを使った。双方共に怪しいことになってしまった。金銭は全く絡んでいないので、まぁいいかと。

「ネット上では実名を」といっても、会社組織ですらアドレスを曝すことを躊躇する。ましてや個人では、ということか。会社など組織ではドメイン名が身分証明だと思うのだが、実際はそうでもないらしい。

スイレン 朝から雨 肌寒い

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花たち
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huu 2010-5-23 15:42

夏日になることがあるこの頃でも、実際は朝晩はまだまだ涼しい(というか寒いくらいだ)。

今日になってスイレンが咲き始めているのに気がついた。昨年の記録はなく一昨年は5月17日には今より咲いていた。こういった花はただただ遅い早いで済むが、農作物はそうはいかない。値段が高くなるし生産者は逆に収入が減る。世の中なかなかうまくいかない。牛肉なども消費者は単に食べる量を減らせば良いだけだが、飼っている方はそうはいかない。贅沢品に匹敵する高級和牛をはたしてどのくらい生産すればいいのか(必要があるのか)、これも解答はない。市場に任せればいいのであれば、それはそれで一つの解答ではあるが。

雨で部屋の中から撮影。どこにスイレンが?という方。眼鏡等をご検討下さい。

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