都心でもオオタカ(大鷹)が増えてきているという報告があります。一説には都心で「生ゴミが増えた−>それを食べる鳩が増えた−>オオタカの餌が増えた−>そこそこ住み処もあるぜ−>増えた」と言われています。この辺りでもオオタカは増えているようです。事情は少し違って(一説では)「稲の収穫を結束機・コンバインでやるようになった−>手刈りよりも少々乱暴なので稲の落ちる量が増えた−>鳩の餌が増えた−>オオタカの餌が増えた−>住み処になる緑はいやになるほどある−>オオタカが増えた」
ここ(開善寺)にもオオタカが通ってきます(棲んではいないようです)。キジバトも棲んでいて「デデポッポー」とよく鳴いています。それに加えて近所の方がレース鳩を飼っています。レース鳩は周りを飛ばしているのですが、概ね時間は決まっているし、何よりその数が多く、オオタカが狙うには最適なようです。
オオタカは鳩の群れに突撃し、群れから離れたハトを森に追い込んで獲物にします。その森がここの境内の場合もあります。
というわけで、庭の中がオオタカの食事場所となるわけです。オオタカがハトの全てを食べてしまうのは考えにくいのですが、タヌキなどもいてこちらが気がついた時にはハトの羽のみが散らかっている事になります。
乱暴狼藉という言葉の中の「狼藉」は狼が食事をした後の取り散らかっている様子から来た言葉のようです。オオタカの食事の後も取り散らかっていて「乱暴鷹藉」(らんぼうようせき)も通用するのではないかと。
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2008/4/22 〜 |