2011/06のエントリ

ブログ - 2011/06のエントリ

右傾とか左傾とか

カテゴリ : 
日常
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huu 2011-6-9 21:44

先日の草取りで一日中座り込んでいたせいで、未だに腰というか左の股関節が痛みます。そのくせ左手で重い物を持ってしまいます。

ところで、中学一年の時の担任は英語の西沢先生でした。今考えると50才前後のお年だったのでしょうか、やたらと怖い先生でした。なにしろ「今日は昨日の酒が残ってるから、少し匂うやろ」とか「夕べやくざと喧嘩してな、やっつけたんや」と白い包帯とアザだらけの顔でご出勤とか。いやまあ、そういう時代だったのです。いや特殊な学校ではないです。普通の市立中学でしたが、その先生が少し変わっていたようです。

その西沢先生が、「お前らな、鞄を肩から提げるやろ」「みんな右肩に掛けるやろ、右利きはみんなそうやねん」「わしもそうやけど、そのせいで右肩が上がるというか、体が左に少し傾いとるんや」「そやから時々は左からも掛けてバランスを取らんといかんのや」

素直で右利きだった私は、なるほどと思い、左肩に掛けるようにし、高校に行くようになって手提げ鞄になってからも左手で持つように気をつけたのでした。

恩師のいうことには嘘はありませんでした。見事に右肩が上がることはなくなりました。ありがたいことです。ただ、未だに何か荷物を持つ時は、左手が出るようになってしまい。気のせいか幾らか左肩が上がってしまうようになっています。

基本的には右利きなのです。字は右手で書きます。箸も右手で持ちます。包丁も、野球のバットも右手です。しかし竹刀・ほうき・くさかきなどは左利きのように持っています。そして重い物を持つ時も。

作業の際には竹ぼうきなどの柄が右に来ます。作務衣の結び目も右にあります。よく引っかけ作務衣の結び紐を切ってしまいます。なるほど(和)服の合わせ方は、右利き用になっているようです。私のような(その時だけの)左利きには些か不利な仕様なのです。世の真性左利きの方にも不便なことでしょうし、真性右利きには気がつきようがないことでしょう。

恩師の言葉は有り難かったのですが、少し意味を取り違えたようです。右利きでも左利きでもない中途半端な利き腕に、そのせいで、痛い左足を庇わなければならない時に、よほど注意しないと左手で重い物を持ち、イテテテとなってしまう身の上に。

左傾は防ぐことは出来ましたが、右傾するようでは恩師に申し訳ないと思うこの頃です。右傾と言い左傾と言いそのいずれも良い結果は生まないということでしょうか?ましてや私のように中途半端な利き腕はもっとよくないと。いやいやただの体の話なんですが。

つゆのひぬま

カテゴリ : 
日常
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huu 2011-6-3 20:53

「つゆのひぬま」というと「梅雨時の晴れ間」のイメージですが、字は「露の干ぬ間」と書くそうです。露が乾かないくらいの短時間の晴れ間(雨のない時)の感じなのでしょうか。ともあれ今日は「つゆのひぬま」で雨が降りませんでした。で、表の(庭の)草取りです。一日中座り込んでの除草で腰が痛くなってしまい、伸ばす時には「イテテテ」。

中と外を行ったり来たりしてると、セミの幼虫に出会いました。まだ早いような気がしますが、目を覚ましてしまったようです。(寝ていたわけではないですが)。はて?セミの幼虫の地元での呼び方を知らないことに気がつきました。管理人が生まれたところでは「ゴロ」と呼んでいましたが我がふるさとの局地的な呼び方だったのでしょうか?

ネット上を検索してみるとやはり調べている方があって、生まれたところの近所では「加古川市野口町」で「ゴロ」の名前が挙がっていました。我が田舎だけではなかったんですね。長野県では「岡谷:ノタ」「波田町・三郷村:デンボウ・デンボ」「茅野市:ハイボコ」が挙がっていました。

犬山りん氏の「おじゃる丸」には「電ボ一族」が登場しますが、あれは伝書ボタルに引っかけた名前のようですので、波田町の「デンボ」とは無関係なんでしょうか。それにしてもセミの幼虫の名前の多様性には驚きます。恐らくアレに名前を付けて関心を持つのが子ども達であったことが、擬態語じみた名前の多さの原因なのかも知れません。

セミの幼虫で遊んだ子ども達が長じて大人になり、この幼虫に着想を得てバルタン星人を生み出しました。身をもたげたところは、まあ似ていると言えば似ています。

スイカズラ と ハマナス

カテゴリ : 
花たち
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huu 2011-6-1 10:12

六月になりました。今日も朝から雨模様です。

スイカズラが咲いています。良い匂いがする蔓(つる)で強健です。冬でも落葉しないことから「忍冬」とも呼ばれているようです。実際は「忍ぶなよ」と言いたいくらいに伸びてきます。アメリカなどでは、葛と共に林などを枯らす勢いで広がっているようです。

ハコネウツギと同様に咲き始めと終盤とで花の色が違ってきて、花を「金銀花」といって生薬とされるようです。

作家の野坂昭如の著作に「骨餓身峠死人葛」(ほねがみとうげ ほとけかずら)というのがありまして、それに出てくる「死人葛」(ほとけかずら)というのが、やはり白い花を咲かせることになってい、実際の花の少し沈むくらいの甘い香りが、凄惨な物語に耽美的な雰囲気を醸し出していたのを思い出し、そのせいで「かずら」という音には「少しの気味悪さ」を感じるようになっています。

ハマナスの花もまた良い香りがします。主に海岸に咲くようですがここでも知っている限り40年ほどは枯れずにいて、あまつさえ横に伸びた根っこからは、新しい芽を次から次へと出してきて、その勢力を伸ばそうとしてしています。

バラの親戚で、茎や枝には恐ろしく鋭利な & 丈夫な棘を持っています。下手に増えるとその処理には難儀しそうです。

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