以前、子どもの頃は夏休み中にホタル狩りだったけれども、果たしてそれが現実だったのか怪しいような事を書きました。実際長野県内の辰野ほたる祭りでも【6月中旬〜下旬】とあって七月下旬などとは書いてありません。
先ほど表に出てみると、池の縁でなにやら光が見えます。ホタルがコウホネの葉に止まっていました。手で掬い記念撮影をし、また表に返しました。大きさから見て平家ボタルのようです。NET上で調べてみると成虫になる時期は結構長いようです。今日は26日で郷里では夏休みに入って一週間ほど経った時期になります。幼い頃、夏休みにほたる狩りに出かけたのは、どうやら正しい記憶のようです。
♪赤い花つんで あの人にあげよ♪
赤い花白い花の一節です。ツバキやらバラやら白い花と赤い花が同時に咲いている花は結構ありそうです。ハスも色にバリエーションがあり赤い花も白い花も同時に咲いています。大きさから言って♪あの人の髪にこの花挿してあげよ♪とは行かないと思います。紅白が同種に限らず別の花でも良いわけですが、野菊の墓だと(多分)白の野菊と紫のリンドウになります。挿して貰う髪がない人はどうされるべきなのでしょうか。同じ赤でも「つげ 義春」だと「紅い花」になります。「紅」は「赤」より濃いイメージが私にはあります。
というわけで、赤いハス。例年より遅く、尚且つ一番必要とされている日より一日遅く咲いた花。う〜〜む。
開善寺では7月15日がお施餓鬼です。この辺りでは添え施餓鬼と言って施餓鬼棚とは別に棚を作ります。そこには各々のお位牌(過去帖)を並べ三界萬靈とは別にお参りをします。その棚にも花や蝋燭も供えるわけです。花は周囲から見られるわけなので、四方花(しほうばな)といって正面を作らないように花を生けるのです。(四方花はここで言っているだけかも知れません)
その四方花に例年ハスの花を使ってきました。午前中で終了するので早朝に切り、ポンプで水を入れておけば何とか葉も萎れずに持つわけです(花は意外と長持ち)。ところが今年は花が咲かず、当日になってもツボミのままでした。仕方なくツボミと葉をいける羽目になってしまいました。
ところが施餓鬼の翌日(昨日)になってハスを見ると咲いています。わざと一日遅れで咲いた如くです。なおかつ夕方になってカメラに納めようといってみると、花が閉じていました。ハスの花は午後には閉じてしまうのでした。(忘れていました)
というわけで今日の早朝に撮ったハスの花。
もちろんハスの花には人の思惑など関係なく、今年の事情で昨日になったようです。写っては居ませんが、赤い花も咲き始めました。「本堂の花は全て境内で調達」もなかなか以前通りというわけにはいかなくなるのでしょうか。
不思議なメールが来ました。以下に示します。
要するに、どれか判らない画像を、名前も判らない人物が書いた、内容が全く分からない文章に添えて名前も活動内容も不詳のNPO法人が何かニュースに掲載したい。ついては「不許可の場合に返答せよ」と、送信者の名前もNPO法人でのポジションも何も判らない方からのご依頼です。
この場合、借りたい画像を特定してニュースを発行しているNPO法人が依頼すべき内容で、恐らくこの方は先走りしているのではないかと思われます。NPO法人本体はまた別の判断をしている可能性すらあります。
えぇ、ご返事申し上げました。「拒否」と。意地悪にも見えるかも知れませんが、悪徳商法の「ネガティヴオプション商法」にも似た「拒否の場合のみ、メール」などと書くようでは信用できないこと甚だしいですから。
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2008/4/22 〜 |