ヤマユリが咲き出しました。昨年は7月25日だったので幾らか早い事になります。元々は山の下生えの中にある花なのですが、ここでは平らな所に生えています。山の中で沢山咲いているのを見たいですが、野生の物は徐々に減少しているようです。山の下刈りなどで、こういった物を残しつつ作業するのは現実的ではないのでしょうね。
近所の和尚に言わせれば「俺ぁ、ユリは嫌いだ。香りもきついし花も大きすぎる」。然もあらばあれ、私の中では大好きな花のひとつなのです。
赤いハスが咲いて、昨日梅雨が明けたようです。連日30℃半ばの気温。施餓鬼で中断していた草退治を16日に再開しました。暑くても寒くても雨が降っても乾燥しても、ここで一番優勢なのは、いうところの「雑草」。雑草にすれば「雑草って言うな( ̄△ ̄)、ちゃんと名前があるぞ!!!」でしょうが。
例によって白いハスは施餓鬼の翌日に咲いて、よほど花を切り取られるのがいやなようです。十六日バスと名付けられても文句は言えないでしょう。もっとも衣装ケースの中で育っているので、土も浅く快適ではないのかも知れません。
日陰のギボウシです(陽の当たる事のない場所)。私はギボシと呼んでいます。ギボウシは擬宝珠のことだそうですが幾らかは似ているでしょうか。咲き出したのはしばらく前です。
子どもの頃読んだ漫画に、五条大橋で牛若に会った弁慶が傍の欄干の擬宝珠を取って、盃代わりに酒を飲む場面がありました。なるほど擬宝珠というのはこれの事なのか。トホホな擬宝珠の初認識でした。
暑くなってきました。そのせいか先日の「咲くだろうか?」と心配したハスのつぼみが咲いてしまいました。これはこれで困るわけで、15日の施餓鬼当日にはこの花は間違いなく散ってしまいます。こちらの思惑通りにはなかなか咲いてくれません。次のつぼみに期待するところです。
ハスが咲くようになると、後幾日かで梅雨は明け本格的な暑さがやってきます。ハスは大喜びでしょうが、節電の夏、気をつけねばと体力のなさを心配しております。
オニユリも咲き出しました。咲いたばかりでまだ葯も開いていません。家人が食用に手に入れた物を植えてしまいました。味を楽しむか花を楽しむか、どちらも結構な事でということにしました。
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2008/4/22 〜 |