子どもの頃に住んでいたところは平野でした。林らしいところには少し時間を掛けないと行けませんでした。そうした林の中にはどうかすると、傷のある木があって、その傷口から染み出ている樹液を舐めに、カブトムシや蝶などの色々な虫が集まっていました。あれは何の木だったのでしょうか。
家人が「カブトムシがいるよ」とそういう木を見つけてきました。孤立した木で、虫にしてもよくこの木が判ったなと、不思議な気がします。集まっていたのはカブトムシの♂と♀。コガネムシなどです。これは木に止まっている状態で記念撮影。夢中になっているようで、傍に人の気配がしても気にならないようでした。
このコガネムシ、子どもの頃は「ぶいぶい」と言っていましたが、方言のようです。コガネムシの胸と腹の間を糸で縛り、飛ばして遊んだ記憶があります。「わらしべ長者」も似たようなことをしていますので、案外古くからの子どもの遊びだったかも知れません。
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2008/4/22 〜 |