ボタンが葉を広げ始めました。昨年は4/12頃同じような様子でしたので、今のところ昨年と比べると10日ほど早いようです。
フジの芽も早く大きくなっているようです。4/29にはほぼ咲いていませんなどと書きましたが、何とも判らなくなってきました。
何にせよ天候次第で仕方がありません。
桜も咲いて春になってきました。ボタンの芽も先日に比べると大分大きくなってきました。ですが、まだつぼみの周りを新しい葉に囲まれています。
フジの芽も幾らか膨らんできましたが、本当に後一月余で咲くのか不思議なくらい小さなものです。
今朝大阪の方から「旅行会社のツアーで4月29日にお伺いするのですが…」という電話があり、内容はその時に花が咲いているかととのお尋ねではありませんでしたが、それで4月29日に来る企画があることを知りました。
そこで大きな声で言いたいのですが、「旅行会社の皆様、4月29日にはシャクナゲはともかく、フジやボタンは例年90%位の確率で咲いていません」自然相手だから仕方が無いところもありますが、時期的に咲いていない可能性が高いことを承知で募集を掛けるのは、ちょっと不味いんではないですか。
寒い寒いと言いながらも、ここ二三日は最低気温が氷点下を脱しました。ようやく冬を脱しそうです。
ボタンも目で見て判るほど動き出しました。昨年の様子と比べて余り変わりの無いような気がします。咲くのはあと二ヶ月後になるわけで、この後の気温次第と言うことでしょうか。
昨年の芽に比べると少し大きく、少しは大きな花が期待できそうです。
この冬は厳しく最低気温が-10℃を下回ったこともありました。今朝も-6℃を下回る寒い朝です。
そんな寒い冬の中でも草花は春に向けて準備が出来花を咲かせます。当たり前のことですが昆虫などは寒い冬は(仮)死ぬことでやっと冬をやり過ごしています。植物は溜め込んだ養分を使い花の準備が出来ます。まあ植物の方が歴史が古く、動物を見て「お前ら情けないなぁ」と思っているかも知れないです。
フクジュソウが花を咲かせました。こんなに寒くても大丈夫ですか?と尋ねたいところです。クリスマスローズは名に違い今頃に成ってやっとツボミが綻んできたようです。スイセンはニョキニョキと葉を伸ばしています。見た目少しニラに似ていますが食べてはいけません。食べた場合、下手をすると死にますので。花祭りの4月になればそこいら中で咲くのですが、まだちょっと控えめ。
昨年遷化した同夏(同期のもの)の一周忌に出かけた。同夏のものが私を含めて六人お参りしたのだ。栃木県は足利市。よく晴れていて、気温は朝で0℃前後、信州の-8℃あたりから比べれば何と暖かい、はずであったが朝から強風(当地比)、メチャクチャ寒く感じる。上州の空っ風、舐めてはいけない。
若い頃にお邪魔したお寺で六人ともその時一緒のはずである。ところが、話題にしてみると誰も覚えて居ない。近くにある大中寺に行き、上田秋成の「青頭巾 」に出てくる「江月照松風吹 永夜清宵何所為」などの話を伺ったことを私は覚えて居るのだ。
色々話を交わしてみると、各々少しずつ異なった部分を覚えて居て、どうも同夏で同夏会(同級会)をやったらしい。しかし幹事役であった足利の某もそのことを覚えて居ない。割合とそういうイベントは忘れていない気がしていたのだが、全員がかなり怪しくなっている。
帰りにあきる野市の某寺に立ち寄った。同世代では一番早く遷化して八年ほどになる同夏の墓参りをしようというわけだ。駐車場の横に美事なシャクナゲの木があった。二十本ほどあって、それぞれ既に立派な花芽を付けている。何時植えたのだろうか、今回初めて気がついた。昨年も同様に足利からの帰りに立ち寄ったがその時は気がつかなかった。だから最近になって植えたものであろうと想像した。
奥様にお茶を頂きながら、そのことを話題にした。ところが「いやぁ、開善寺さんから苗を頂いた物ですよ、あれは。覚えて居ません?」「毎年咲いて写真を撮りに大勢人が来ますよ」というお話で。私には全く憶えがなく、そう教えられても記憶がよみがえらなかった。小さな苗からということと、今の木の大きさから判断すると二十年前には植えたようなのだ。
何かの機会に差し上げたのだろうが、そのことをすっかり忘れていて今も思い出せない。
today | |
yesterday | |
total | |
2008/4/22 〜 |