先日書いたオオヤマレンゲの大型版、タイサンボクが咲き出しました。少し前から咲いていたらしいのですが、その気になって見上げないと判らない位に咲いた場所は高い位置です。オオヤマレンゲに比べると少しおおざっぱな印象を受けます。ホウノキ・オオヤマレンゲ・タイサンボクは同時に見られるということでしょうか。
先日咲き出したスイレンも数が増えてきました。この池の中にはその他には何も植わっていなくて、カワセミなどから小魚が隠れるにはちょうどいい天井になっているようです。
梅雨の中休みです。晴れ渡り気温も上昇しました。梅雨はいつでも最初と最後によく降り、中抜けになる事が多いような気がしますが、どうなんでしょうか?
本堂に使う花がちょっと無くなりかけました。オオヤマレンゲは切るにはまだかわいそうな気がして切れませんでした。シャクヤクの終わりに近い花で何とか凌ぎました。昨日今日当たりからやっとハナショウブが咲き出し、これでハナショウブ>アジサイ>ハスの花>キキョウ>キク等々、しばらくは何とか花を買わずに済みそうです。
タチアオイも同じ頃に咲き出しました。咲き出したばかりで、一案下の花です。順に上の花が咲きます。タチアオイは確かに花期が6-8月なんでしょうが、イメージとしては真夏の花。かんかん照に似合う花。色も真っ赤ですし。
う〜む。考えてみるとどうも種から育てて花を咲かせる物が異様に少ないですね。球根とか宿根とか元々木の物とか。種をまくような「ずく」がないんでしょうね。ま、青梗菜とか苦瓜とかは種をまくのですが。食い気に勝る物はないのでしょうか?
三ヶ月前の今日大地震がありました。被害は甚大でまだまだ回復されていません。なくなられた方のご冥福と、被害に遭われている方の早い回復とを、祈念申し上げます。
購入してまで植えた木々はほとんどない(ボタン/シャクナゲ以外)のですが、これは一本は欲しく近所のホームセンターで手に入れた、オオヤマレンゲ。植えてから6年位になると思います。親戚になるホウ(朴の木)やタイサンボク(泰山木)に似た花が咲きますが、少し小振りです。ホウノキやタイサンボクは上を向いた花を付けますが、オオヤマレンゲは可愛くうつむいています。
植えれば着くだろうで、一株しか購入せずしかも山の中へ適当に植えて、植えた時だけ水をやっただけでよく育った物だと感心します。
最後の葉っぱだけの画像は、ホウノキの葉っぱ。花は時期としては終わっています。この株は樹高が高く周りを他の木が囲んでいる中ですので、落ちてきた花びら以外未だに花を見たことがありません。
先日の草取りで一日中座り込んでいたせいで、未だに腰というか左の股関節が痛みます。そのくせ左手で重い物を持ってしまいます。
ところで、中学一年の時の担任は英語の西沢先生でした。今考えると50才前後のお年だったのでしょうか、やたらと怖い先生でした。なにしろ「今日は昨日の酒が残ってるから、少し匂うやろ」とか「夕べやくざと喧嘩してな、やっつけたんや」と白い包帯とアザだらけの顔でご出勤とか。いやまあ、そういう時代だったのです。いや特殊な学校ではないです。普通の市立中学でしたが、その先生が少し変わっていたようです。
その西沢先生が、「お前らな、鞄を肩から提げるやろ」「みんな右肩に掛けるやろ、右利きはみんなそうやねん」「わしもそうやけど、そのせいで右肩が上がるというか、体が左に少し傾いとるんや」「そやから時々は左からも掛けてバランスを取らんといかんのや」
素直で右利きだった私は、なるほどと思い、左肩に掛けるようにし、高校に行くようになって手提げ鞄になってからも左手で持つように気をつけたのでした。
恩師のいうことには嘘はありませんでした。見事に右肩が上がることはなくなりました。ありがたいことです。ただ、未だに何か荷物を持つ時は、左手が出るようになってしまい。気のせいか幾らか左肩が上がってしまうようになっています。
基本的には右利きなのです。字は右手で書きます。箸も右手で持ちます。包丁も、野球のバットも右手です。しかし竹刀・ほうき・くさかきなどは左利きのように持っています。そして重い物を持つ時も。
作業の際には竹ぼうきなどの柄が右に来ます。作務衣の結び目も右にあります。よく引っかけ作務衣の結び紐を切ってしまいます。なるほど(和)服の合わせ方は、右利き用になっているようです。私のような(その時だけの)左利きには些か不利な仕様なのです。世の真性左利きの方にも不便なことでしょうし、真性右利きには気がつきようがないことでしょう。
恩師の言葉は有り難かったのですが、少し意味を取り違えたようです。右利きでも左利きでもない中途半端な利き腕に、そのせいで、痛い左足を庇わなければならない時に、よほど注意しないと左手で重い物を持ち、イテテテとなってしまう身の上に。
左傾は防ぐことは出来ましたが、右傾するようでは恩師に申し訳ないと思うこの頃です。右傾と言い左傾と言いそのいずれも良い結果は生まないということでしょうか?ましてや私のように中途半端な利き腕はもっとよくないと。いやいやただの体の話なんですが。
「つゆのひぬま」というと「梅雨時の晴れ間」のイメージですが、字は「露の干ぬ間」と書くそうです。露が乾かないくらいの短時間の晴れ間(雨のない時)の感じなのでしょうか。ともあれ今日は「つゆのひぬま」で雨が降りませんでした。で、表の(庭の)草取りです。一日中座り込んでの除草で腰が痛くなってしまい、伸ばす時には「イテテテ」。
中と外を行ったり来たりしてると、セミの幼虫に出会いました。まだ早いような気がしますが、目を覚ましてしまったようです。(寝ていたわけではないですが)。はて?セミの幼虫の地元での呼び方を知らないことに気がつきました。管理人が生まれたところでは「ゴロ」と呼んでいましたが我がふるさとの局地的な呼び方だったのでしょうか?
ネット上を検索してみるとやはり調べている方があって、生まれたところの近所では「加古川市野口町」で「ゴロ」の名前が挙がっていました。我が田舎だけではなかったんですね。長野県では「岡谷:ノタ」「波田町・三郷村:デンボウ・デンボ」「茅野市:ハイボコ」が挙がっていました。
犬山りん氏の「おじゃる丸」には「電ボ一族」が登場しますが、あれは伝書ボタルに引っかけた名前のようですので、波田町の「デンボ」とは無関係なんでしょうか。それにしてもセミの幼虫の名前の多様性には驚きます。恐らくアレに名前を付けて関心を持つのが子ども達であったことが、擬態語じみた名前の多さの原因なのかも知れません。
セミの幼虫で遊んだ子ども達が長じて大人になり、この幼虫に着想を得てバルタン星人を生み出しました。身をもたげたところは、まあ似ていると言えば似ています。
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2008/4/22 〜 |