40 年ほど前に高校を卒業した。その同窓会から始めて同窓会の案内が来た。前もって欠席することを同窓会には伝えていたが、今回は 3 年の時の同級だった方からのお誘いである。「同級会もやるぞ、カラオケルームも借りたぞ。出てこい。」なかなか還暦前後のおじさん達は元気なものだ。一瞬参加したい誘惑に駆られたが、残念ながらそうも行かない。
今まで通知が来なかったのは、地元にいない当方が向こうから見て行方不明になっていたからで、実は中退だったとか退学だったとか、または事務上の手落ちなどではない。一応チャンと卒業したつもりで居るのだ。が当然のこととして同窓会費(もしあれば)は一円も納めたことがない。
いくらか近況も書いてあって 40 人超のクラスで 3 人が物故者になっていた。その他に担任の先生も亡くなっておられた。通知を下さった方の奥様に電話で欠席を伝えたのだが、夜になってご本人から電話を頂いた。色々な話の中で、「○○(管理人のこと)は▲▲だけはできたからなぁ」と。人間つまらないことだけは忘れないようだ。また尊敬していた物理の先生が自死されていた事を聞いた。人は大事なものから失っていくものらしい。担任ではなかったが授業の内容よりは、時々漏らす話がおもしろい方だった。
「又の機会があればよろしくお願いいたします。」とお願いしたが、さて又の機会は来るのか?
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2008/4/22 〜 |