先日蛭間啓博士が植生学会(The Society of Vegetation Science) の 第15回植生学会札幌大会で奨励賞を受賞されました。\(^O^)/
若き(?)学究の徒の地道な研究によるすばらしい成果であるといえましょう。讃歎する以外に何ができましょうか。そこで蛭間博士にご縁を戴いている者達が、ささやかではありますが祝賀の会を開きました。私は本来そのメンバでは無かったようなのですが、会が始まってからお声が掛かり、だいぶお酒が廻った途中から参加させていただきました。初めから参加した者の話では記念講演を一時間ほど拝聴し、植生に造詣の深い参加者全員が、深い感銘を受け、「奨励賞は当然だ」と感想をもったようです。私といえば非常に残念ながらその講演は聞き逃し、行った頃には蛭間博士を含め全員が只の酔っ払いにしか思えなかったのですが。
蛭間博士含め全員が、顔をさらしてもいいよ〜、ということでしたので画像を二枚。フラッシュの電池が無くなってしまい、手ぶれの画像もありますが、ご寛恕のほど。植生に造詣の深そうな人物が殆ど見当たらないとお思いの方、あなたの勘はすばらしいと思います。ちなみにこの画像の中に私はいません。為念。
科学技術計算というと、プログラムを書いて計算するイメージが強い。実際その手の計算をするために Fortran などが開発された。今も研究室には Fortran の遺産があるとか無いとか。よほどうまく作れば汎用性を持たせることは可能だろうけれども、そうするには「プログラム」そのものの技術が必要になってしまう。結局個別のプログラムが山ほどできてしまい、これはこれで困った事になる。「計算がしたいんだよ、プログラムを組みたいんじゃ無いんだ」
この本は、計算はしたいけどプログラムを組むほどではない、というときに、手軽に Excel などの表計算ソフト上でやってしまおう、という向きに最適な本。
手軽と言っても、元になる解法はしっかりと理解していなければならない。また数値計算の時には 0 に近い値での除算には気をつけないと誤差山盛りになりかねない。そういったものが関数の中に隠れていたりして悩ましい話だ。表計算ソフトはそれを承知の上で使えば強力なツールになる。管理人自身の生活の中ではほとんど関係ない世界のように見えるが、時々はメディアに出た数値を「えっホントかよ」と検算して見ることがある。表計算ソフトはそんなときに便利。
著者:神足史人(こうたりふみと) 発行所:丸善 値:2,200+TAX ISBN978-4-621-08173-0
この本を著者より戴きました。皆様におかれましては、ご自宅を新築されるようなとき、構造計算が設計図と一致しているのかどうかをご確認されるには、巨大な連立方程式を解く必要が出てきます。そう云ったときの一助になればとお奨めする次第ですm(_ _)m。
巻末にある参考文献一覧の中に懐かしい本を幾冊か発見。
「神の手」という言葉は古くからある。神の見えざる手はアダムスミスの国富論に出てくる。この場合は神の(による)采配だろうか。人間の経済活動は、予定調和のごとく人為を越えて収斂していくものと期待されていたのだ。この頃経済の振幅が大きく、実は発散するのではないかなどと思うのは間違いなのだ。孫悟空がいくら逸脱しているつもりでも、仏様の手のひらを越え得なかったと同様である。それ以外ではブラックジャックのような、神に祝福された卓越した技術を持つものを称しているような気がする。
では、「神の足」はどうだろうか?マラソンやサッカーの選手を形容するのに使われていそうだ。が「神の手」(卓越した技術)の足版に過ぎない。
日本では昔から「神足」の一族がいる。「恨ミシュラン」を西原理恵子と共に書いた神足裕司(こうたりゆうじ)(こうたりん)などの一族だ。神足神社などもあるらしい。ただこの神足は「神の足」ではなく「神が足(た)りている」意であるので、神の手とは些か趣が異るし、日本における神足が本来どんな意味を持っていたのか定かではない。
一般的には、この神足は姓としては難読に属するものであろうと思う。が、恨ミシュランの神足も管理人にとっては難読でも何でもなかった。同級に神足君がいたのだ。
先日の同級会案内の中に、出席者として神足君の名が上がっていた。秀才肌で背が高くネコ毛の彼も、はや還暦である。以前温暖化に関して検索していた時に彼のサイトにヒットした。なにやら数値計算をしているらしい。メールアドレスも掲載してあったので今回恐る恐るメールを送ってみた。「あんた誰?」であろうと思ったら、必死になって卒業者名簿などを探し回ったらしく管理人を認知してくれた。そういえば昔から思いやりのある人であった。何しろ管理人はクラスの中でも劣等生で、今もそうだが小心者で態度も声も小さく存在感のない生徒であったので、名前だけで思い出せるはずがないからだ。
で、彼のサイトがGOD FOOTいや「こうたり」なので「God is enough」で「God Enough」位にしろよと。
彼の著作は大学の教科書にも採用されています。「神の手」を持つ「神足」というわけですか。
リンクを張った記念の為に。数値計算ご入用の方は是非ご贔屓に。地球温暖化などのシミュレーションなどのページもあります。ご一読のほどを。
40 年ほど前に高校を卒業した。その同窓会から始めて同窓会の案内が来た。前もって欠席することを同窓会には伝えていたが、今回は 3 年の時の同級だった方からのお誘いである。「同級会もやるぞ、カラオケルームも借りたぞ。出てこい。」なかなか還暦前後のおじさん達は元気なものだ。一瞬参加したい誘惑に駆られたが、残念ながらそうも行かない。
今まで通知が来なかったのは、地元にいない当方が向こうから見て行方不明になっていたからで、実は中退だったとか退学だったとか、または事務上の手落ちなどではない。一応チャンと卒業したつもりで居るのだ。が当然のこととして同窓会費(もしあれば)は一円も納めたことがない。
いくらか近況も書いてあって 40 人超のクラスで 3 人が物故者になっていた。その他に担任の先生も亡くなっておられた。通知を下さった方の奥様に電話で欠席を伝えたのだが、夜になってご本人から電話を頂いた。色々な話の中で、「○○(管理人のこと)は▲▲だけはできたからなぁ」と。人間つまらないことだけは忘れないようだ。また尊敬していた物理の先生が自死されていた事を聞いた。人は大事なものから失っていくものらしい。担任ではなかったが授業の内容よりは、時々漏らす話がおもしろい方だった。
「又の機会があればよろしくお願いいたします。」とお願いしたが、さて又の機会は来るのか?
某山行きは現在参加者 11 名(偉い人含む)。偉い人の移動手段も確保。10 日には偉い人に面会して行程を説明してくる予定。
関東地方は諸行事と重なっている模様。あっちの事はわかわんからなあ。こっちも大きめの行事に不参加で、文句を言われているし。
今日も暑い。が屋内は最高気温が 32 度くらいまでしか上昇しない。にもかかわらず寺で法要などがあった場合に、「お寺も暑いですねぇ」となる。それはそうだ、玄関に入る直前まで車内で冷房の効いた環境から、無冷房(扇風機のみ)の所へ、汗もかかずに入れば、それはそれは暑く感じるはず。
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2008/4/22 〜 |