朝方から雪が舞いました。実質この冬初めての雪となりました。段々量が降りご法事に出かける頃は休日と言うこともあって道路にも残りだしました。出かけるときには「もんぺ」「長靴」持参です。祭壇前の法要の後、もんぺ・長靴を履いてのお墓参りとなりました。最近整備されたその墓地は通路に磨かれた石が使われているので非情に滑りやすく、施主の方は「あぶない、あぶない」で済みましたが、若いお婿さんは転んでしまいました。施主(私より若い)大爆笑。「笑っちゃいかんでしょ」は私。
自分での移動中、近道をしようと余り交通量のない道を選んだところ、危うく接触しそうになり、ABS作動。命がけで時間を短縮したらいかんでしょと、普通の道にもどりのろのろ移動。結局はこの方が早く着くということらしいです。
子供の頃は雪の殆ど無い地方に住んでいて、雪が降ると(舞うと)「結晶を見ようぜ」。掌で受けるとすぐに融けてしまうので、そう云うときは羅紗で受けると良い、などと物の本に書いてありました。羅紗を知らない餓鬼でしたのでせいぜいセータの腕に落ちた雪を虫眼鏡で見たのですが、何しろ気温が零度を超えているので虫眼鏡を振り回している間にみるみる融けてしまい、一度も成功したことがなかったのでした。
あれから幾星霜。溶けない雪を目の前にしても、雪かきの事ばかり思い浮かび、ついぞ雪の結晶なぞ見たことがないのです。そういえば一昨日穂高で、某師が「自分で掻かなくても良い雪は美しい」と。蓋し名言です。
最後の墓地の雪景色は、三重県の比較的南部の海に面した、「雪って何?」という地方のどこかの共同墓地らしいです。掲示板に投稿してあったので、こちらにもコピー。
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2008/4/22 〜 |