2011/02のエントリ

この冬は雪に縁がなく雪どころか雨も少なく、飯田地方は毎日と言っていいほど火災が起こっています。和尚さん達の有志が穂高で会合を持ちました。普段の行いが反映したのか、朝起きてみると一面の雪。

とはいえ平年と比較すると、なんと言うことのない量です。長野県では少なくとも中部以南では気温は低くとも雪は少なく、このことは少し例年には無いことです。

はや二月になってしまいました。寒い寒いと言いながら朝は早く明るくなり夕方は日の入りが遅くなっているのが実感できるようになりました。が、それにしても一月は寒かったですね。

どのくらいだったのだろうかと、飯田のアメダスの数値を使ってグラフ化してみました。やはりここしばらく(30年くらい?）の間では寒い一月だったようです。しかも例外的に雪(雨)が少なく一ヶ月で 5.5mmの降水量しかありませんでした、ほぼ毎日火災が発生しています。

1898年から2011年までの一月の平均気温と降水量の相関係数は 0.31 となって、寒い年は比較的雨(雪)が少ないようです。日本海側で雪が降ってしまい、こちら側では乾燥した空気が来るのでしょうか。それにしては、フェーン現象がそれほど利かず気温が低いのは何とかならないでしょうか。燃料（電気)がどのくらいになっているのか恐ろしいです。度数グラフを見ても平均よりも寒かったことが判ります。2011年の飯田は寒いところです。

2011/01 飯田の気温

• 最低気温：-9.7
• 最高気温：7.4
• 一日の平均気温の最低：-4.2
• 一日の平均気温の最高：2.4
• 最低気温の平均：-5.2
• 最高気温の平均：4.8
• 平均気温の平均：-0.6
• 総降水量：5.5mm