結果から言えば「潰瘍性大腸炎」ではありませんでした。そして病状も治まりました。
暮れの12月23日に二度目の内視鏡検査を受けました。本人は幾らかは良くなっているつもりでいたのですが、主治医さんは「こんなに変化の無いのはおかしい、もう一度中を見てみましょう」ということになり、再検査となった訳です。
リアルタイムの画像を見ながらの検査で、検査を行う医師は「全然治っていませんねぇ。そこら中以前と同様出血していますしね。」という状態でした。
その日は薬の処方も無く帰ったところ、翌日になり病院から「薬出てます、処方箋を取りに来て下さい」と連絡があり、結果薬局で同じ薬を求めてきました。帰宅してからまもなく主治医さんから「その薬飲まないで下さい!!病名が確定しましたので年明けすぐに診察日を設定します」との連絡があり「あれあれれ???」
年が明け出た結果は「感染症です。効果的な薬があります、恐らく二三日で効果が出るものと思います、飲んで下さい」
実際、処方されたものを飲み始めて二日後にははっきりと効果が出始め、十日分の薬を飲み終える頃には、あれほど酷かった下痢状態もすっかり治ってしまいました。長く飲み続けたアサコールは何だったのでしょうか。最後に買ったアサコールはついに手つかずで廃棄となってしまいましたし。
治ってみると、このお腹の状態は何も昨年からではなく、5-6年前から徐々に悪くなってきたことが実感として判りました。それに連れて痛かった腰や息切れや足のだるさがかなり解消され、いかにここ数年が異常だったかと思い知らされました。自己評価では「ヘロヘロ」だったような気がします。
かといって約20Kgほど減った体重は今もほとんど増えず、体力が衰えたのもあまり改善されていません。ですが、取り敢えずの病状は改善されたわけです。
【重要】エイプリルフールではありません
昨日定期検診に行ってまいりました。アサコールがこの前の診察から 6錠/日から 9錠/日に増えて一月余りになりますが余り状況は変わっていず、一時ひょっとして体重が増えるのではないかと期待したのですが、実際は微減と言ったところです。出血は止まったものの下痢状態は余り改善されませんでした。
このような事を報告したところ、「どうしましょうかねぇ」「どうしましょう」と余り選択肢はないような様子です。副腎皮質ホルモンはこの病気に有効なのですが、骨粗鬆症やその他の副作用の管理がやっかいで(難しく)まだ使わない方がいいだろうとのことでした。実際当日行った血液検査の結果は、血液の栄養状態は正常で血圧も正常。但し炎症の結果出てくる物質と白血球が少し多い(前回比微減)くらいなもの。
結果、今度は整腸剤をもう少し強力にということで、今までは「ラックビー微粒N 1%」 3包/日だったものが「ラックビー微粒N 1%」 6包/日+「ビオフェルミン配合散」3包/日となりました。飲み始めて二日目。確かにお腹の具合が改善されたような気がします。ブラセボ効果あるいは日々の調子の差でなければいいのですが。
ところでこの整腸剤、今まで食事ごとに1包飲んでいた「ラックビー微粒N 1%」は変な味でも1袋なので気にならなかったのですが、倍の量+もう一剤となって粉薬が味覚の点で少し喉を通りにくくなりました。(はっきり言ってマズイ、苦ければまだしも妙な味がする)家内にいわせると「薬が不味いのは当たり前、ぐだぐだ言わずにさっさと飲まんかい」なんですが。まぁ薬の味など贅沢を言える立場でないことは理解していますが、不味いものは不味く美味しいとは思えないですね。
この薬を求めている薬局では、最初からその場で一月分のアサコールをその場で調製してくれました。この病気以外には処方されないので近隣にこの薬局で購入している方があるのだろうと思って、今回何人に調剤しているかを尋ねると、「貴方一人だけです」「最初にすぐに出たですね、あれは?」「以前にもう一人居られたのですがお見えにならなくなって」というわけで、この薬局には私一人だけのようです。なぜ見えなくなったのかは聞きませんでした。
暑かった夏もさすがにこの辺りでは秋にその姿を変えています。過ごしやすい季節というわけですが、「凌ぎやすい」とも表現します。真っ向から立ち向かうのではなく、何とかやりすごしていく雰囲気です。病気にもこの雰囲気でのらりくらりと行きたいものだと。
時又の川施餓鬼に行って来ました。真言宗・淨土宗・臨済宗の和尚さん達混成部隊の読経による施餓鬼ですので、それぞれの本来の読経は出来ず共通に読めるお経のみになります。地域の一年間に亡くなられた方の、また有縁無縁の供養を行うわけです。以前は地蔵盆にあたる24日に行われたのですが、現在は昨日16日に行われています。
子どもの頃郷里では盆踊りがお盆と地蔵盆の二回あり、地蔵盆は隣のお寺の境内で行われ茅の輪くぐりなども行われていました。ここでは施餓鬼に併せ花火が打ち上げられます。夕6:30頃から9時頃までナイアガラやスターマイン・尺玉なども上がり結構本格的です。人も大勢出てきます。夏休み、郷里に帰ってきた人たちも多く、人口は1.5倍には増えていそうな印象さえあります。屋台も沢山出てきます。賑やかにお盆を締めくくるのもいいものです。
私は花火を見ているのは極最初の内だけで、小さい規模のものしか見ていません。画像はその最初のものだけです。シャッターを開放して撮るので、最低1-2秒間の姿になっています。1-2秒間を一枚に写しこんでしまうので人の目で見たものとは違うわけです。
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薬の量が増えてからも、少し良くなったかな?という程度で相変わらず不調が続いています。それでも出血は確実に終わったようで、体重も下げ止まり体重計を見ても針の幅半分くらい増えたような気がします。
日本医師会のサイトで紹介されていますが、適正体重は 身長(m)×身長(m)×22 で計算されるようです。あれ?単位が変と思われるかも知れませんが、定数の 22 の単位が実は Kg/m^2 であることが省略されているのでしょう。これで計算すると(上記サイト内で計算できます)私の適正体重は 65.84 となり現状では 5.84Kg 足らない事になります。もっともこの計算式は体脂肪など何も考慮されたものではありませんので、あくまで参考値と考えるべきなのでしょうね。
同じように現在のBMI(Body Mass Index)値は 60÷1.73÷1.73=20.05 です。18.5<BMI<25 が適正範囲ですので、下限あたりですが何とか持ちこたえているようです。
昨日、喜多村琢さんからはがきが来た。今年初めから寝袋と画帖を持って旅に出ている絵描きさん。
ご本人の字で姫路からとあったので無事のご様子。FaceBookにも逐一報告があるようで、生きているのは分かっていても、「あんまり無茶はしないほうがいいなぁ」というのがこちらの本音。年なんだから。
この辺に来るのは、早くて来年 か。
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2008/4/22 〜 |