赤いハスが咲いて、昨日梅雨が明けたようです。連日30℃半ばの気温。施餓鬼で中断していた草退治を16日に再開しました。暑くても寒くても雨が降っても乾燥しても、ここで一番優勢なのは、いうところの「雑草」。雑草にすれば「雑草って言うな( ̄△ ̄)、ちゃんと名前があるぞ!!!」でしょうが。
例によって白いハスは施餓鬼の翌日に咲いて、よほど花を切り取られるのがいやなようです。十六日バスと名付けられても文句は言えないでしょう。もっとも衣装ケースの中で育っているので、土も浅く快適ではないのかも知れません。
日陰のギボウシです(陽の当たる事のない場所)。私はギボシと呼んでいます。ギボウシは擬宝珠のことだそうですが幾らかは似ているでしょうか。咲き出したのはしばらく前です。
子どもの頃読んだ漫画に、五条大橋で牛若に会った弁慶が傍の欄干の擬宝珠を取って、盃代わりに酒を飲む場面がありました。なるほど擬宝珠というのはこれの事なのか。トホホな擬宝珠の初認識でした。
暑くなってきました。そのせいか先日の「咲くだろうか?」と心配したハスのつぼみが咲いてしまいました。これはこれで困るわけで、15日の施餓鬼当日にはこの花は間違いなく散ってしまいます。こちらの思惑通りにはなかなか咲いてくれません。次のつぼみに期待するところです。
ハスが咲くようになると、後幾日かで梅雨は明け本格的な暑さがやってきます。ハスは大喜びでしょうが、節電の夏、気をつけねばと体力のなさを心配しております。
オニユリも咲き出しました。咲いたばかりでまだ葯も開いていません。家人が食用に手に入れた物を植えてしまいました。味を楽しむか花を楽しむか、どちらも結構な事でということにしました。
ネジバナです。標準名は「モジズリ」と思っていたら、wikiではネジバナが標準名としてありました。見事な螺旋です。この花、以前は土手などに良く生えていたよね。今は少なく…などという話を聞いたものですが、ここ二三年はそこかしこで見かけるようになりました。
境内でもよく出てきています。実際に「ネジバナ 退治」などで検索されてきた方も有って、場所によっては困るくらいに増えていそうな様子です。まあ、種を落とす前に引っこ抜けば来年は生えてこない気がしますがどうでしょうか。
ここではまだ困るほどではないし、可愛いので今のところ放置。
蘭科の例に漏れず、ネジバナ単独で鉢植えにするのは難しいとか。野に在ってこそなんですね。
梅雨らしい雨になりました。
生まれた家の隣がお寺で、お寺の畑にはタチアオイが毎年咲いていました。その頃その付近ではタチアオイを見かけなく、お寺に特有の花だと長年思っていました。実際はそんな事もない花だったわけですが、梅雨の頃のイメージにはそぐわない、熱帯的な雰囲気が感じられます。
センダンバノボダイジュが黄色い花をつけ出しました。いつもこんなに早く咲いたのか記憶にありません。やはりそれ(Golden-rain tree)らしくなるのは、あと一週間ほどはあとになりそうです。灰色の雨と金色の雨…
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2008/4/22 〜 |