開善寺では7月15日がお施餓鬼です。この辺りでは添え施餓鬼と言って施餓鬼棚とは別に棚を作ります。そこには各々のお位牌(過去帖)を並べ三界萬靈とは別にお参りをします。その棚にも花や蝋燭も供えるわけです。花は周囲から見られるわけなので、四方花(しほうばな)といって正面を作らないように花を生けるのです。(四方花はここで言っているだけかも知れません)
その四方花に例年ハスの花を使ってきました。午前中で終了するので早朝に切り、ポンプで水を入れておけば何とか葉も萎れずに持つわけです(花は意外と長持ち)。ところが今年は花が咲かず、当日になってもツボミのままでした。仕方なくツボミと葉をいける羽目になってしまいました。
ところが施餓鬼の翌日(昨日)になってハスを見ると咲いています。わざと一日遅れで咲いた如くです。なおかつ夕方になってカメラに納めようといってみると、花が閉じていました。ハスの花は午後には閉じてしまうのでした。(忘れていました)
というわけで今日の早朝に撮ったハスの花。
もちろんハスの花には人の思惑など関係なく、今年の事情で昨日になったようです。写っては居ませんが、赤い花も咲き始めました。「本堂の花は全て境内で調達」もなかなか以前通りというわけにはいかなくなるのでしょうか。
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2008/4/22 〜 |