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最低気温が氷点下 掃き掃除やら冬の雲やら

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日常
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huu 2010-11-30 22:08

「今日も朝から掃き掃除」のつもりだったのですが、今朝は氷点下まで下がり寒い朝となってしまいました。そのせいで掃き出すのが遅くなってしまいました。

寒いから初動が遅くなってではなく、霜がなかなか融けずに葉がくっつおてしまっていて上手く掃けないのです。霜が降りると、今まだ落ちていなかった葉もはらはらと落ちてきます。早く落ちきってしまうとありがたいのですが。

日中は暖かく高い空に冬の雲がかかっていました。で、以前取り上げた「冬の雲」の主題歌中の、「Rosmarienbaum」=「満天香」、正体不明だったのですが「Rosmarienbaum」を「Rosmarien baum」と切れば「ローズマリーの木」となります。ローズマリーは確かに「常緑性低木」ですので「緑の枝に 花は散りぬ」もうなずけます。花は紫蘇科らしく紫色ものが多く、決して紅ではありません。また低木ですので「満天」は誇大表示ではないかと。

それではローズマリーを満天香と称することがあったのかと方々をのぞいてみると

【意味】 マンネンロウとは、ローズマリーの和名。【マンネンロウの語源・由来】

マンネンロウは香が強いところから、「常に香がする」という意味で「マンネンコウ(万年香)」と呼ばれていた。

「マンネンコウ」が「マンネンロウ」に変化した理由は、誤字によるとも言われるが、「コウ(香)」を「ロウ」と書き誤ったものが引き継がれるとは考え難い。

また、「ローズマリー」を「マリーローズ(マリアのバラ)」と解し、「マリーローズ」の略と「マンネンコウ」が混ざり、「マンネンロウ」になったとする説もあるが、そのような変化をするか疑問である。

マンネンロウの漢字表記には「万年蝋」や「万年朗」があり、「蝋」は当て字で「朗」に意味があったとすれば、常緑低木で常に青々としているところから、永遠の若い青年に喩えた「万年朗(マンネンロウ)」の意味と考えられる。

現在の漢字表記「迷迭香」は和名と関係なく、中国での呼び名である。

古くは「迷迭香」と書いて「メイテツコウ」と呼んだが、現在では生薬名として以外にあまり使われない。

想像をたくましくすれば、「万年香」→「満天香」→「満天紅」となりローズマリーからは遠く離れてしまったのでしょうか。baum は確かに「木」ですが私には「低木」のイメージはありません。少しは背の高い木をイメージしても無理ないように思います。門馬直衛はローズマリーそのものを見ることなく訳詞したような気がしてなりません。

以上のことから、

「Rosmarienbaum」=「ローズマリー」で「Rosmarienbaum」=「満天紅」はどちらかといえば誤訳と判定しても良いのではないかと思います。

楓の紅葉 2

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花たち
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huu 2010-11-16 19:04

今日も終日掃き掃除。

飯田測候所では今日の最低気温は 0度でしたが、ここの水盤には薄氷が張っていました。寒い朝でした。掃き掃除を始めると汗をかきますが、動きを止めると急速に汗が引き寒く感じられます。

昨日は殆ど落ちていなかった楓の葉も、今朝は見事な絨毯になっていました。さすがに、すぐ掃いてしまうにはもったいなく思い、今日ぐらいは放置することにしました。実際いくらか縮れたようになったくらいの方が、運ぶには乾燥した分だけは軽くなって都合が良いのです。

前に落ちた枯れ葉をまだ掃けていない場所が幾ヶ所もあって、掃き掃除はいくらでもできますし、といいますか何時になったら片付くのでしょうか。

楓の紅葉

カテゴリ : 
花たち
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huu 2010-11-15 20:52

めっきり寒くなりました。庭の中も錦秋の表現通りになり、赤やら黄色やら賑やかになってきました。雪虫も時折飛び交うようになり、いかにも冬一歩手前のようです。

今年は境内でも楓などの紅葉が美しく、あまり外に出ないのでよく知らなかったのですが、山々も特に赤が綺麗だと聞きました。何でもかんでも「夏の暑さのせいで、今年は…」と言ってしまいがちですが、さて何が理由でこのようにすばらしく紅葉したのでしょうか?

今日も朝から一日中庭掃除です。理屈から言えばすべての木々が葉を落としてから掃くと一度に済みそうなものですが、その量に飲まれてしまいそうなので、少しずつ片付けていきます。殆どの場合この辺りでは(日本中どこでも?)午後になると強めに西風が吹いて、その風が当然ごとく葉を落とし掃いたのか放置しているのか定かでないようになってしまいます。

還暦直前のジジババが庭を掃いているわけで、状況は謡曲高砂のようですが、手にしているものは熊手は良いとして、プラスティックの箕であったり、一輪車であったり、どうかするとエンジン付きのブロアまで使っていて、見た目は専属掃除人にしか見えません。

紅葉を見上げ綺麗と思うと同時に、これも落ちるんだよなー。

文化功労者 または 未踏の荒野

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日常
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huu 2010-10-26 23:39

今年の文化勲章の受賞者が発表されました。私には判らない世界の方々です。文化功労者も発表されました。

文化功労者はほかに漫画の水木しげる(88)、歌舞伎の市川猿之助(70)、幹細胞生物学の山中伸弥(48)、指揮の大野和士(50)、X線天文学の田中靖郎(79)、環境リスク管理学の中西準子(72)、日本近世文学の中野三敏(74)、詩の中村稔(83)、光化学の藤嶋昭(68)、書の古谷蒼韻(86)、写真の細江英公(77)、刑事法学の松尾浩也(82)、生化学の松尾壽之(82)の各氏。鈴木、根岸両氏は功労者にも選ばれた。

全くの素人の判断で恐縮ですが、この中で未踏の荒野に道を開かれたと思っている方がいます。リスクマネージメントの中西準子氏です。

「杞憂」という言葉があります。天が落ちてくることはまぁないでしょうが、それでも 0 では無いでしょう。人によっては「100% 安全とは言えない」という言い方をします。未来を見通すことの出来ない人間ですので、不安は山ほどあるわけですが、あえてその不安をことさらに強調する方もいるのです。「100% 安全とは言えない」「リスクは出来る限り避けるべきだ」と。化学物質(?)に対する不安であったり水道水に対する不安であったりです。想像ですが、どんなことであれ専門家は職務に忠実であれば、なお「100% 安全です」とは仰らないでしょう。そのことを奇貨とする人たちも間違いなくいて、何のためか不安を煽ります。

そういった不安に評価を与える手段を、初めて提供されたのでは無いかと思うわけです。未踏分野は難しい。それに道を付けたことがすばらしい。

NHK はニュースでそのことに触れなかった。おかしいんじゃないか?NHKは。

それでも、海外で何か受賞されあたふたと後追いで表彰するよりはよほど良いわけで、こういった方面もこういう場で評価される(せざるを得ない)時代になったのでしょうね。

受賞に対する中西氏のコメント


と、それぞれ関心のある方面こそが一番大事だろう、てなことを言ってるのでしょうねぇ。

モクゲンジ(栴檀葉の菩提樹)の実が熟した

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花たち
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huu 2010-10-25 19:23

7月に咲いていたモクゲンジ(旃檀葉の菩提樹)が実りました。

青かった莢も茶色になり、中には黒い実が一つ入っています。木の実を珠数に使ったそうですが、この写真の実では少し小さいような気がします。例年このまま放置していて、木の下で芽を出し子供の木が生えてきています。取り上げることはしないので、草刈りの際に切られてしまいます。

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