キキョウが咲いている。秋の花のはずだがしばらく前に咲き出した。見事に五角形になっている。ハスは開く際に「ポン」と音がすると言われることがあるが実際は何の音も立てない。キキョウのつぼみを指で押すと、間違いなく「ポン」と音がする。
ヤマユリが咲き出した。植えたわけではなく、いつの日にかここに生えるようになった。はじめは一株だったのが段々増えてきて、今年は五株になりそのすべてに花が着いた。小さな株が見当たらないが、草刈りをするところなのでうっかり刈ってしまっているのかも知れない。野生の(野良の)花なので当然不耕起無肥料なのだ。無肥料などが最適ではないと思うが、手間が省けるのが第一。それでも今年は倒れないように紐で結わえておいた。ユリは花が重い、少しの風でもゆらゆら揺れるのがユリの風情だろうが、雨で倒れてしまうのも、また多いのだ。夕方になって撮影したので、色が少し変。
センダンバノボダイジュ(旃檀葉の菩提樹)が開花した。標準和名を「もくげんじ【欒樹】」という。難しい字だ。この時期には珍しい黄色の花。ハスと同様例年より一週間ほど早い。もう一週間ほどするとおもしろい実を着ける。
色々画像も溜まっていて何とかしなければならないが、なかなかその気にならない。というか、そんな場合ではないのだ。
ハスの花の最初の開花は、昨年は記録が無く、一昨年は 10 日頃だった. 少し早いが今年は今日が初開花だった。先日からつぼみが大きくなっていて、「この調子では施餓鬼に使えないかなあ」と心配していたら、案の定咲いてしまった。次のつぼみに期待しよう。
このハスは衣装ケースの中で育っていて、うっかりすると水が減ってしまって泥が見える様になることがある。それでも綺麗な花を咲かせてくれる。申し訳ないがありがたいことだ。撮影するには非常に楽で池に落ちる心配もない。
春から今まで、仏前の花は境内の花で間に合っている。開山忌にシャクナゲをばっさり切って使ったときは、少し不評を買った。「シャクナゲは、普通そういう風には切らんだろ」というわけだ。今主流なのはアジサイで、それが終わる頃にはハスが最盛期になるはず。
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2008/4/22 〜 |